アメリカ南部の旅 その2(サバンナ~チャールストン)
チャールストンは、かつて奴隷貿易と綿花栽培でとても栄えた場所です。
チャールストン郊外にはプランテーションが保存されていて、見学する事ができます。
筆者一行はブーンプランテーションに行きました。
奴隷制度時代の生生しい資料が保存されています。
こちらが母屋で、

こちらが奴隷小屋です。

チャールストン郊外には、もう一つ見どころがあります。
第二次世界大戦で実戦投入されていた、空母ヨークタウン(CV-10)が保存されています。
空母の内部、飛行甲板、艦橋などを見ることが出来ます。



キャプテンの椅子にも座れます。
かつて日本と戦ったアメリカの海軍司令官もここに座って戦闘指揮をしたんでしょうね。

ヨークタウンの戦績です。
大日本帝国海軍の戦艦大和や、空母瑞鶴などを沈めたとあります。


チャールストンの町並みはこんな感じ。
ヨーロッパ風の石畳と、カラフルな家が並び、非常にきれいな街です。
日本ではあまり馴染みがない街ですが、アメリカでは不変の人気があり、アメリカの旅行専門誌でも、2014年の世界で2番目に良い観光地に選ばれたとのことです。
http://tabit.jp/archives/4674



街のシンボルの噴水です。パイナップルのような形をしています。

街の中心にあるシティマーケットです。
麻細工などが多く売られています。

アメリカ南部3か所をまわり、12月31日に再び北上。12時間ほどかけてインディアナの自宅に帰りました。
今年は暖冬という事もあり、南部に居る時は半そで短パンでも良い位の気温(25度位)でしたが、ノースカロライナのあたりから寒くなり、ケンタッキーからインディアナのあたりでは完全に冬の気温となりました。
こんな感じでアメリカ駐在生活最後の長期旅行も無事に終了しました。

アメリカ南部の旅 その1(アトランタ~サバンナ)
12月25日に自宅を出発し一路南下。
アトランタに2泊し、ジョージア水族館と、コカコーラ博物館、アトランタ郊外のストーンマウンテン公園に行きました。



27日に更に南下し、大西洋岸に向かいます。
歴史的町並みのある、ジョージア州サバンナに2泊しました。
リバーストリートという所に歴史的な景観が保存されていて、綿花と奴隷貿易で栄えた南北戦争以前に思いを馳せる事ができます。




ちょっと足を延ばして大西洋岸のビーチ、タイビーアイランドも行きました。
真冬なので泳げませんが、それでも気温は23度くらいあって暖かかったです。



その2へ続く。

オクトーバーフェストの話
自宅からは車で南東へ2時間。
シンシナティのダウンタウンで9月末に開催される、全米最大の
「オクトーバーフェスト」
に参加する為です。
最近知ったのですが、シンシナティはドイツ移民が多く住んでおり、ドイツ文化が強い土地柄なのだそうです。
シンシナティのダウンタウンの大通りを歩行者天国にして、ビールやソーセージ、ドイツ料理を売る屋台が並んでいます。
移動遊園地もあります。
ステージがあって、ドイツの踊りやバンド演奏、催し物など。
予想したとおり、なかなか面白い。

筆者も昼間からビールを頂きました。
地ビールメーカーがあちこちで店を出しています。
有名なサミュエルアダムスから、地元のマイクロブルワリーまで。
ラガービールやエールビール、フルーツフレーバーのビール、リンゴ酒、ワインまで、色んな酒が飲めます。
1杯で500から600㏄入っていますが、6ドルとそんなに高くない。
これは良い。。。イッヒリーベンビア。


これはおつまみ。
ソーセージとザワークラウト。ビールと比べてクオリティはそこそこ、値段はお高め。

子供達は移動遊園地で楽しめたようです。

当日はシンシナティでNFLの試合があったので、試合終了後はかなりの人が流れてきてごった返していました。
が、泥酔して騒いだり、暴れたりしている人たちは居ませんでした。
警察官があちこちに居て見張っているからかもしれませんが。
本場ドイツ、ミュンヘンのオクトーバーフェストには行った事が無いのでどんな感じかは分かりませんが、 シンシナティのオクトーバーフェストは、アメリカらしく家族連れにもやさしいイベントになっていると感じました。
シンシナティのオハイオ川を渡った対岸にもビアレストランがあって、そこでもビールを頂きました。
つまみはソーセージとルーベンサンド。
旨い・・・イッヒリーベンドイッチュランド。


という事で、アメリカに居ながら、本場のビールとソーセージを堪能してきたお話でした。

サンフランシスコに行ってきました
木曜から日曜まで、4日間の休みしかなく、移動にも時間が掛る為、もの凄くタイトスケジュールになりました。
水曜日に仕事を終えて、一路北上しシカゴを目指します。
空港近くのホテルで一泊。
翌木曜日、8時15分発のシカゴミッドウェイ空港発サンフランシスコ空港行き、サウスウエスト航空の便に乗ります。
今回は、いつものシカゴオヘア空港ではなく、国内線メインのシカゴミッドウェイ空港から飛びます。
思ったより大きな空港で、利用客も多かったです。

4時間50分のフライトを経て、サンフランシスコに11時に到着。
シカゴとの時差は2時間、インディアナからだと3時間。
レンタカーを借りて、サンフランシスコの街中へ。
今回の相棒は、ニッサンマキシマ。トヨタカムリとか、ホンダアコードなどと同じクラスのセダンです。
駐車場そのものは割と有るのですが、サンクスギビングで休みの駐車場が多く、車を停めるのに苦労しました。
とりあえず車を停めて、世界で一番でかいと言われている、サンフランシスコのチャイナタウンで飲茶ランチ。
Great Eastern Restaurantと言うところで食べましたが、特にシューマイが美味しかったです。


その後はゴールデンゲートブリッジへ。
ちょうど日没が見れました。

翌日の朝食などの買い出しをして、ホテルに戻り、食事。
チャイナタウンの外れにある謎のうどん屋に行きました。
が、ここはハズレ・・・
これにてDay1終了。

翌日は早朝から、ヨセミテ国立公園へドライブ。
順調にいけば3時間半で到着します。
国立公園のゲートに着くと、何やら並んでいます。
公園の係員(パークレンジャー)曰く、雪が降って積もったので、ここから先はチェーン装着要だとか・・・
これは想定外。
何処で買えるの?と聞いたら、そこで売ってるよ、とのこと・・・What?
チェーン屋さんがトラックを持ってきて、出張販売していました。
列に並んで、チェーンをGet。64ドル・・・
チェーンを巻いて、いざ出発。1時間ロスった。

ヨセミテ渓谷の岩山と、700m以上の落差を誇るヨセミテ滝を堪能。
ただ、景観は思った程じゃ無かったかな・・・夏に来るべき所かも知れませんね。 寒かったし。



現地を3時半位に出発し、途中でチェーンを外して、チェーンのワイヤーで手を切って流血して(軍手が無かったので・・・) 大急ぎでサンフランシスコまで帰ってきたのが午後8時。
そのままフィッシャーマンズワーフにあるレストラン「スコマズ」で夕食。
人気店らしいんですが、時間が遅かったのでそんなに待たずに入れました。
トマトソースの魚介煮込みがウマかった。
これでDay2終了。

Day3は朝9時から出動。
実質この日が唯一の市内観光の日です。
まずはフィッシャーマンズワーフに車を停めて、名物のケーブルカーに乗車。一人7ドル。幼児は無料。
もの凄い坂を、古い車両がゴトゴト登って行きます。一見(一乗)の価値ありです。

終着駅はユニオンスクエアといって、一番の繁華街なので、その周辺をぶらっと。
でっかいクリスマスツリーとユニクロがありました。


そこから路面電車に乗って、再びフィッシャーマンズワーフへ。
一人2.25ドル、幼児無料。
フィッシャーマンズワーフのピア39という所が一番栄えています。
昼食はクラムチャウダーとクラブカクテル(カニの身)、魚のフライにしました。


子供のリクエストにより、水族館へ。

その後は遊覧船に乗ります。
ゴールデンゲートブリッジをくぐり、監獄の島、アルカトラズ島を通って帰ってきます。
アシカが大量にいました。


ゴールデンゲートブリッジは1937年完成だとか。
こんなデカい建造物を80年前に良く作ったなと感心します。


船から降り、クレープを食べ、ピア39の横にあるピア41、43へ。
魚介類を売る屋台がありました。
カニ、エビ、カキなどが売っています。
エビカニのカクテルを買いました。



車でホテルに戻り、歩いて再度チャイナタウンへ。
四川料理の店、Z&Y Restaurantというところがおいしそうだったので行ってみました。
ミシュラン一つ星の店との事。30分以上待ちました・・・確かに待った甲斐はあっておいしかった。


近くの店で売っている、行列の出来るエッグタルトも買えました。
これもおいしいです。

これでDay3終了。大忙しです。
Day4はホテル8時出発、空港で車を返し、11時20分発のシカゴミッドウェイ空港行きサウスウエスト航空でシカゴに戻ります。
定刻通りシカゴ着、車を駐車場から出して帰路に着いたのが6時過ぎ。
3時間半程掛けて、時間も1時間進み、家に着いたのが夜の11時前。
かなり大変な旅行になりました。
サンフランシスコは景観がきれいで、古いものと新しいものの調和がとれて、賑やかで、非常に面白い町でした。
食事もおいしいものが一杯あります。
ただ、インディアナよりは物価が高めですね。ガソリンもインディアナの2倍近くの値段でした。

また行く機会があれば、もっとゆっくり滞在してみたい町です。

リグレーフィールドで野球観戦
ずっと行きたかったシカゴカブスの本拠地球場、リグレーフィールドにやっと行くことが出来ました。
リグレーフィールド
・メジャーリーグで2番目に歴史の古いスタジアム(一番はボストンのフェンウェイパーク)
・外野フェンスに生える蔦
・外野スタンド裏の球団公認タダ見席、ルーフトップ席(ビルの持ち主がお金を取るようですが)
・熱狂的と言われるカブスファン
などなど、野球好きとしては一度は行ってみたいスタジアムの一つなわけです。
そして今回はフロリダマーリンズ戦、つまりイチローがやってくる、という事で、何とか色んなものをやりくりしてシカゴに駆け付けた次第です。

シカゴのダウンタウンから、地下鉄ではレッドラインで15分位?タクシーでも同じ位です。
我々一行はタクシーで行きました。
駅からは歩いてすぐ。荷物検査はかなりあっさり。

コンコースはこんな感じ。
腹が減ったのでホットドッグを2個買いました。

これらがホットドッグに入れ放題。
唐辛子はとても辛いのですが、酢が効いていておいしく、ビールのつまみにもなります。
筆者も3本食べました。
・・・が、次の日(その晩)腹がえらいことに。

グラウンドはこんな感じ。
試合前はグラウンドのそばまで行って、選手の練習を見ることが出来ます。


イチローもいます。

筆者の席からの眺め。
1塁側2階席の前から2列目。40ドル。
人気球団なのでチケットはお高め。


シカゴカブスのファンは熱狂的で阪神ファンのようだ、という噂を聞いていたので、マーリンズイチローTシャツを着ていくのは勇気がいりました。ムッキムキの酔っ払い兄ちゃんに絡まれて、服をびりびりに破かれるような想像を膨らませており、かなりビビッてました(笑)
後ろをちらちら振り返りながら周りの反応を見ましたが、結局絡まれることはありませんでした(笑)

試合前のセレモニーです。
GOD BLESS AMERICAと国歌の2曲を歌の上手な人(歌手?)が斉唱。
独立記念日なので、あちこちでUSA、USAの大合唱。
アメリカ人の国と国旗、軍隊へのリスペクトは凄いです。

という事で、試合はあっという間に終わり(笑)カブスの圧勝。
イチロー?
またしてもスタメン落ちでした。(代打で出ましたが三ゴロで見せ場なし)
カブスの新人、クリス・ブライアントの活躍が印象的な試合でした。

試合後は、球場内で花火大会。
芝が焦げると思うんですが、良いんでしょうか・・・
2階席は花火鑑賞にはベスト席でしたね。

帰る前にもう一度グラウンドそばまで行って、

お土産屋で買い物して帰りました。
たけし軍団のユニフォームでしょうか?
ダンカンこのやろう!

シカゴの夜景。
その日はシカゴダウンタウンで一泊して翌日帰りました。
夜中に球場で食べた唐辛子のせいで、4回トイレに起きました。
マンモスゲリピーでした・・・

ともかく、初めてのリグレーフィールド、素晴らしい雰囲気でした。
メジャーリーグは本当に良いですね。
