新城ラリー 結果
結果は、SS5でクラッシュ、ラジエーターを破損しエンジンがオーバーヒートを起こし、リタイヤとなってしまいました。
2戦連続でクラッシュ、リタイヤというのは、15年ラリーをやっていますが初めての出来事です。
本当に悔しいし、情けないです。
昨日は気持ちの整理がつきませんでした。
前回のクラッシュから、2週間で車を完全に修復してくれたチームの皆さんや、現地に来て下さったメカニックの方々、現地で、あるいは遠くで応援して下さった皆様、本当にごめんなさい。
後から車載映像を確認しましたが、今回のクラッシュの直接的な原因は、またもペースノートの作り方が良くなかった事にあります。
2戦連続してペースノートが原因となるクラッシュをしているという事は、ペースノートがおかしくなっているという事だと筆者は考えています。
前回もペースノートに問題がありクラッシュし、その時経験した事象に対する再発防止は今回出来たのですが、今回のクラッシュから考えるに、そもそもペースノートが根本的にダメなのかもしれません。
表現の仕方、レッキ2回で完全なノートを作る練習、ペースノートの読ませ方、など、徹底的に掘り下げ、それこそ1からやり直す必要があるかもしれません。
今年はこれで終わってしまう訳ですが、1年を通じてトップカテゴリーのJN-6クラスに参戦出来た事は、本当に大きな財産、経験になりました。ステージタイムも、ラリーに参戦する毎に進化してきたと思います。
このシーズンオフの間に今一度、ペースノートの事や、ドライビングテクニックの事、車のセットアップの事などを見直して、来年は更に速くなって、全日本ラリーに戻って来たいと思います。
一年間応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。
一日も早く全日本トップ選手に食らいつけるよう、今後とも頑張ります。

7年ぶりに新城ラリー参戦します!
このラリーも随分久しぶりの参戦となります。(7年ぶりに参戦します)
2005年(中部地区選手権)にはEK9シビックタイプRでBクラスを、2008年、2009年にはFD2シビックタイプRでJN-3クラスをそれぞれ制し、結果だけを見ると非常に相性の良いラリーです。 (随分昔の話になってしまいましたが・・・)
ですが、どのラリーも楽勝だった事は一度もなく、非常に苦しい戦いの中、勝ってきた思い出があります。
やはり、新城ラリーを語るうえで「雁峰林道」ステージの存在を抜きには語れないと思います。
雁峰林道はDay1、Day2ともに走ります。
ということで、ちょっと雁峰林道の特徴を挙げてみましょう。
道幅が狭く、無数のコーナーがあり、非常に曲がりくねっていて、 同じようなコーナー、同じような景色が連続する為、ペースノートをロストし易く(ペースノートロストとは、自分達の居る位置を見失い、次のコーナーがどうなっているか分からなくなる事) ロストから復帰しにくく、所々コーナーのイン側の泥や砂が、前車に掻き出されコース上に出てきて、道には苔が生えていて、 あちこちから湧水が出ているので晴れていても路面は濡れていて、泥と苔と水で、走れば走るほど道の上がくちゃくちゃになって、で、道の脇には常に流水溝があるので、ちょっとラインを外すと最悪溝にはまってスタックしてしまい、片側はずっと谷なので、大きくコースアウトすると谷に落ちる危険がある。
・・・すみません、取り乱しました。
ちょっとだけ語るつもりだったのですが。
どうですか、雁峰林道、走ってみたくなりましたか? ?
と言う事で、雁峰林道が勝負の分かれ目になる事は間違いないです。
あとは、鬼久保というステージがありますが、ここは普段は県道でして、2車線の道です。
そこをSSとして使うわけですが、やたらとスピードが出ます。
モントレーの「パノラマ」や「大前須坂」ステージもスピードが出るステージですが、それに匹敵すると思います。
しかも、モントレーのステージより道がバンピーで、砂も多く出ています。危ないです。
あとは、このラリー、雨が降る事が多いですね。
雨が降ったら、雁峰とかは更に滑りやすくなります。
餃子の王将の床状態になるわけです。
お客さんは多いし、メディアやマスコミに取り上げられることも多く、非常に華やかなイメージの新城ラリーですが、 エントラントにとっては大変なラリーです。
そんなラリーに7年ぶりに挑みます。
ゼッケンは7番。良い番号です。
(前回のラリーも7番でしたけどね・・・)
いつも応援して下さる皆様の思いを乗せて頑張りますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします。
現地にて観戦される皆様は、山奥ですので防寒対策をお忘れなく。
新城ラリー2016のホームページへ
ご協賛企業各社様
・株式会社アイ・アール・エス
http://irs.co.jp/
・アイエイテクニカ株式会社
http://www.ia-eco.co.jp/
・有限会社アールエスタケダ/アールエスタケダラリーチームジャパン
http://www.rstakeda.com/
・株式会社エナペタル
http://www.ennepetal.co.jp/
・ガルフオイル/ゴトコジャパン株式会社
http://www.gulf-pro.jp/index.html#
・株式会社キャロッセ
http://www.cusco.co.jp/
・サスペンションプラス株式会社
http://www.suspension-plus.jp/main/diary.cgi
・住友ゴム工業株式会社
http://tyre.dunlop.co.jp/
・株式会社ブロンコ・バスター
http://www.brig-bb.co.jp/jp/
・株式会社レイズ
http://www.rayswheels.co.jp/index.php?lang=ja
(アイウエオ順、敬称略)
いつもありがとうございます。

ハイランドマスターズ結果
ハイランドマスターズ2016、SS1でコースアウトしクラッシュ、リタイヤとなってしまいました。
スタートして4㎞位の右コーナーで、路面に散らばっていた砂利に乗ってしまい、コーナー外側の山の法面(コンクリート製で、とっても硬いです)に左フロントをヒット、足回りが折れてホイールが割れ、その他色んな箇所が壊れて自走不可となってしまったのでリタイヤしました。
クルーに怪我はありません。
直接の原因は、オーバースピードでコーナーに入った事、ライン取りが悪かった事ですが、そこに至る要因として、ペースノートの作り方の問題や、ミッションの不調やペースノートロスト等による気持ちの焦り・・・など、色んな事が絡み合った結果、今回の失敗となってしまいました。
現場のコーナーの写真です↓↓
ジャーっと滑って、

ガシャン、で終了しました・・・

という事で、7年ぶりの故郷岐阜県でのラリー参戦は、トホホな結果で終わった事をお伝えしておきます。
今回の失敗を踏まえ、同じ事を繰り返さないようしっかり反省し、次戦新城ラリーに向け準備をしていきたいと思います。
次戦は11月5日~6日に、愛知県新城市で行われる「新城ラリー2016」に参戦します。
2009年以来の新城ラリー参戦となりますが、毎年多くのお客様が観戦に来られるビッグイベントであり、また、チームの地元愛知県で行われるラリーでもある為、チーム関係者やお客様、スポンサー各社様、多くの友人知人が応援に来られる、筆者にとっても特別な一戦です。
引き続き、全日本ラリー最高峰JN-6クラスに挑戦を続けて行きますので、引き続きご声援を頂ければ幸いです。
ご協賛企業各社様
・有限会社アールエスタケダ/アールエスタケダラリーチームジャパン
・株式会社アイ・アール・エス
・アイエイテクニカ株式会社
・株式会社エナペタル
・ガルフオイル/ゴトコジャパン株式会社
・株式会社キャロッセ
・サスペンションプラス株式会社
・住友ゴム工業株式会社
・株式会社ブロンコ・バスター
・株式会社レイズ
(順不同、敬称略)

ラリーハイランドマスターズに向けて
トラブルも無く、予定したメニューも消化出来、無事に終了したので良かったです。
こんな天気だと、オープンカーで走りたいですね。
ランサーも屋根が開くと良いのですが(笑)


明日から、ラリーハイランドマスターズ参戦の為、岐阜県高山市に移動します。
金曜はレッキ(コースの下見)、土曜と日曜がラリーです。
飛騨高山は、古い町並みや温泉、紅葉、飛騨牛や朴葉味噌、地酒など観光資源が豊富です。
観戦される皆様は、秋の飛騨高山観光とともに、ラリーを楽しんで頂ければと思います。
7年ぶりに、地元岐阜県のラリーに参戦出来る嬉しさを噛み締め、全力で戦いますので、暖かいご声援のほど、よろしくお願い致します。
