試練
いろんなものに安眠を邪魔されます。
今回は「虫」にやられました。
寝付いて1時間くらい。
耳元でフェラーリV12を髣髴とさせる甲高いエキゾーストノート、いや、羽音。
知らない間に4箇所くらい刺されてました(T_T)
「次、この辺に来たら逃がさん・・・」
待ち構える事、数十分。
・・・・
奴がいます。
GKBR(←自主規制)が。
君は出てこんで宜しい・・・
しかも、新城産は形が良好で、良く育っております。
格闘する事、数時間・・・

夜が明けました。
ラリーの神様は、ラリー中じゃなくても試練を与えます。
ラリーの神様はいつもこっそり見ているんでしょう。

「いたずらしちゃうぞ・・・へへ・・・」
ドラえもんに出てくる「のび太」は、横になって0.93秒で寝る事が出来るそうです。
のび太になりたいと思いました。
ちなみに、筆者が奇声を発しながらGKBR(←自主規制)と格闘し、スプレー撒きまくっている最中、
コドラみやべ氏は熟睡中。
リアルのび太に近い存在だと思います。

新城ラリー参戦記(手短に)
必勝体制で臨んでくれたチームの皆さん、ご協賛企業各社様、ありがとうございました。
観戦に来て頂いた皆様、主催者、オフィシャルの皆様、新城市の皆様、ありがとうございました。
本当に素晴らしいラリーでした。
さて、戦いを振り返ります。
初日スタート前の時点で、2日目は雨の予報が出ていました。
しかも2日目には、昨年沢山のリタイヤ車を出したSS、「雁峰」が控えていました。
という事で、初日の作戦は、「行けるだけいっちゃう」に決定しました。
タイヤを6本投入し(2日間で使えるタイヤは10本まで)先行逃げ切りを図りました。
これがうまくいって、初日は全SSベストタイムで、約32秒のリードを築く事が出来ました。
2日目、予報に反して天気は晴れ。
SS8「雁峰」時点で34秒のリード、そこそこマージンを持って走れそうです。
が、ここでトラブル発生。
コドライバーと通信を行う「インカム」の調子が悪くなり、ペースノートリーディングが聞き取りにくい。
ペースノートが合わず、走りのリズムを乱してしまいトップタイムの15秒落ち。
さらに次のSS9「ほうらいせん」走行時、完全にインカムがダウン。
コドラが読む(叫ぶ!)ペースノートを、耳を澄まして聞く羽目に・・・
でも、お互い落ち着いて対処できたので、このSSはベストタイム。
サービスにて不具合を修正し、あとは問題なくSSを走りきり優勝できました。
今回のラリーはドライビングミスもなく、トラブルもインカムの不具合だけで、非常に順調でした。
また、トラブルにも落ち着いて対処できるようになって来ました。
昨年の新城ラリーや先日の久万高原ラリーの様に、苦しい展開ながらも負けなかった経験が、
我々クルーを知らないうちに成長させているのかもしれません。
ラリーは何が起きるか分かりません。
パンク一発で終わってしまいます。だからいつも必死です。楽な戦いなんて無いです。
次戦「MCSCラリーハイランドマスターズ」も全力で勝ちに行きたいと思います。

新城ラリー クラス2連覇達成
今期4勝目、昨年からターマックラリー クラス6連勝を達成です。
これでシリーズポイントランキング首位に立ちました。
皆様、ご声援ありがとうございました。
次戦も頑張ります。


おやつ

・・・
遠足かよ・・・
という訳で、明日から新城ラリーです。
「RSTアジップDLエナペタル羽山FD2」にご声援宜しくお願い致します m(__)m

新城ラリーの想い出
筆者は2006年を除いて、選手として参戦させて頂きました。
オーガナイザーのMASC(モンテカルロオートスポーツクラブ)さんや新城市の皆さん、
毎年ありがとうございます。
昔から新城ラリーは雨が降り易く、更に路面がコケや落ち葉で滑りやすくて狭い。
毎回毎回チビリそうです。
どれ位滑り易いかと言うと、もちろん「餃子の王将の床」並みなのは、もはや常識。

写真は、ラリー初優勝を果たした2005年新城ラリーの時の数少ない一枚。
この年も路面が濡れてます・・・
この年は全日本2駆部門の最後の年で、駆け込みステップアップして1年間戦って見たものの、
入賞には遠く及ばない成績が続き、全日本の厚い壁に跳ね返された感じでした。
でも、地区戦、しかも準地元である新城ラリーでは絶対勝ちたかった。
その一心で、がむしゃらに走ったら優勝しました。
まだ優勝争いに慣れていなかったので、自分のタイムも他の選手のタイムも聞かずに走りました。
ゴールして暫定結果が出るまで、自分が優勝した事を知りませんでした。
有名選手も多数参戦しておられたので、自分でも本当に信じられない優勝でした。
という事で、当然?
号泣(笑)
いやー、人生で初めて嬉し泣きしました・・・
筆者のラリー人生の中で、転機になった出来事です。
・・・・・
という事で、筆者にとって想い出の新城ラリー、負けるわけには行きません。
全力で獲りに行きたいと思います。
9/26~27に愛知県新城市で行われるJAF全日本ラリー選手権第7戦「新城ラリー2009」
お近くの方は、是非遊びに来て下さい!

新城ラリーまであと1週間
前回のラリーのダメージが、人間にも車にもかなり残っていますので、車に先駆けて、
人間の調整(整体)を行いました。
途中、電気治療の電流がめちゃ高くて、感電死するかと思いましたが・・・
・・・とにかく、
体調を万全にして新城ラリーを迎えたい。
あと一週間、仕事がヒマになりますように・・・
これからチームミーティングに出席です。

襟裳岬
「襟裳岬」

2005年RTCラリーの帰り道にちらっと寄りました。
素晴らしい風景でした。
岬フェチの筆者も納得の場所です。
そばにあるなんちゃら館(名前忘れた)で、風速25メートルの風も体感も出来ます。
TMレボリューションごっこをしたい方はそちらにも寄って頂くと良いと思います。
存分に出来ます。
まあ、ラリーの成績はぜんぜん素晴らしく無かったんですけどね。
陸別ダートサーキットのウォータースプラッシュでジャンプし過ぎてコースアウト、リタイヤ。
しかもSS2くらいだったような・・・かなり速攻でいなくなった覚えがあります。
腹いせにここでもジャンプしてみました。
コースアウトはしませんでした。

今週末は陸別周辺でRTCさん主催のラリーがあるようです。
また陸別ダートを走りたいですね。

久万高原ラリーのオンボード映像
我々の車載映像がYouTubeにアップされていますので、宜しければご覧下さい。
表彰式ではかなりヘロヘロ+赤ら顔の筆者がご覧頂けます。
ちなみに、ゴール後一杯やってたわけではありません。
暑いんです・・・

クッシー
ラリー会場への移動、大変ですよね・・・眠くなりますよね・・・
そんな時は、

「串田アキラ BEST」
これを聞けば一発解決。眠気は瞬殺です。
コドラみやべ氏の手書きの文字がイカしてます。
えっ?串田アキラを知らない?
「クッシー」ですよ!
えっ?だから誰だって?
串田アキラ ←この人です。
ギャバン ←これも
FSP ←これも
特にギャバンの歌詞が最高です。
筆者、久万高原ラリーの移動中にトラックの中で、ずーーっとクッシーを聞いてたおかげで、
体が熱くなってしまい、夜寝る事が出来ませんでした。
胸のエンジンに火が着いてしまったようです。
光の速さで明日へダッシュしたかったのですが・・・
皆様も、クッシーを聞くときは、TPOをわきまえて、特に夜は控えめにしておく事をお勧めします。
次戦、新城ラリーでもクッシーを聞いて全開です。

暑くて厳しいラリーでした・・・
さらに、いろんな困難が我々に降りかかってきました。
困難その1
Day2のセクション2。
最初フロントタイヤはミディアムコンパウンドで走り、途中リエゾンでタイヤをハードコンパウンドに
交換し臨むはずでしたが・・・
タイヤ交換をしようとした瞬間、車載してあった油圧ジャッキが・・・

壊れた・・・ _| ̄|○
2007年のエンジンブロー+胃腸ブローに続き、今年はジャッキがオイルをブチ撒いてブロー・・・
という事で、セクション2のSS3本、総距離43kmを、前後ローテーションも出来ず、ミディアム
コンパウンドで走る事になりました。
結果、ロングSSであるSS4と5でタイヤが磨耗し切ってしまい、タイムをロスしたと思いますが、
今思えば挽回可能なレベルで何とか堪えた、と言えるのかも知れません。
困難その2
コドライバーが熱中症で倒れました。
幸いサービスインのタイミングであり、筆者が熱中症経験者だった事で早期に適切な処置が
出来たため、大事には至らず、直ぐに回復させる事が出来ました。
それほど暑くハードなラリーだったという事です。
あと、熱中症は早期発見と処置が大事です・・・経験上。
困難その3
シリーズリーダー、セリカの曽根選手。
Day2セクション2のタイムは我々の想像を超えていました。
Day1に我々が得たマージン15秒を軽々取り返し、逆に10秒の差を付けられてしまいました。
土俵際まで追い詰められました。
最後はエンジンにトラブルが出たそうで残念でしたが・・・
困難その4
ゴール後、筆者も疲労と暑さで体調が悪くなってしまい、立てなくなってしまいました。
暑さに、また、やられた・・・
色々な事がありましたが、多くの皆様の助けを借り、最後は自分自身も全力を出しつくして、
何とか再逆転して優勝する事が出来ました。
ご協賛企業各社様やチームスタッフの皆様、応援して下さった皆様、ありがとうございました。
また、チームラック・MASCの皆様、NETレーシングの皆様、ご心配+ご迷惑をお掛けしました。
トラブル解決にお力添えを頂き、本当にありがとうございました。
また、主催者ならびにオフィシャル、ギャラリーの皆様、2日間暑い中、大変お疲れ様でした。
次戦新城ラリーも頑張ります。
引き続き、ご声援宜しくお願い致します。 m(__)m

ラリー前 雑記
つまり、上の毛と下の毛。
これで、スッキリして久万高原ラリーに臨めます。
さて、先日行われた中部ジムカーナ選手権最終戦で、筆者の大先輩E氏が優勝され、
中部チャンピオンを獲得されました。
セッティングの事、ドライビングの事、競技に臨む姿勢など、筆者は大きな影響を受けてきました。
非常に嬉しい出来事です。
筆者も是非あやかりたいと思います。
まもなく愛媛県は久万高原町にデッパツです。
ブログをご覧の皆様、ご声援宜しくお願い致します。
久万高原ラリーのホームページ

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