インディ500を観戦してきました
家からは通常30分弱で行けますが、今日は渋滞もあって1時間半くらいかかりました。
9時半位に現地着。

新城ラリーや京都南丹ラリーを彷彿とさせる駐車場。
早速、1台デカいキャンピングカーがスタックしてました。
これも全日本ラリーの関係者駐車場やギャラリー駐車場でよく見る光景です。
なぜか親近感が湧いてしまいます。


すでに賑わってます。


筆者の席はターン3、NORTHEAST VISTAの上の方。


途中、100年前のインディ500を走った車だとか、歴代のウィナーのパレードがありました。
ウィナーの人の多くは家族と一緒に、中にはおばあちゃんだけでパレードしてる車もありました。
未亡人なのでしょうか・・・でも、招かれてます。
インディ500の勝者に対するリスペクトが凄いです。




同僚から「インフィールドでパーティしてるから来てね」と言われてたので、インフィールドエリアへ。
完璧にキャンプ場、祭り、いや、ロックフェスタが一番近いかも。
みんな、金曜や土曜から泊まってキャンプしてるんですね。
いや、キャンプ自体は鈴鹿のF1でもよく見ますが、日本ではみんなF1観戦が目的。
ここの人たち、完全にキャンプ目的です。
男性の上半身裸率が凄いです。
ビール片手に、サングラスをかけ、上半身裸で奇声を発すれば、完全にここの住人になれます(笑)
筆者もパーティに混ぜてもらいました。


とかやってるうちに、スタート3分前になってしまいました。
スタートは見たいので、ダッシュで席に戻ります。

グリッド順に整列して、スタートです。

アクシデントが発生してイエローコーションになると、みんな一斉に席を離れます。
スタートしてしまうと、チケットなんかチェックされません。
殆ど何処へでも好きな席に行けます。
筆者もあちこちで見ました。
一番良かったのは、ターン3~4の最前列。目の前を凄いスピードで駆け抜けて行きます。
ここでクラッシュとかあったらやばい感じです。


腹が減ったので、適当に買い食いします。
ホットドッグとか、ハンバーガーは当たり前のようにありますが、目を引いたのがシシケバブ。
食いごたえがあって旨いです。確か7ドル。
中盤、再びインフィールドへ様子を見に行ったら、相変わらずみんな騒いでます(笑)
飲んで、騒いで、仲間と思い思いの時間を過ごす。
もちろん、レースを見ても良し。
「Have fun!」
良く声を掛けられました。この言葉好きです。
ゴール間際にまたスタンドへ。
最終ラップのターン4までトップ、優勝確実かと思われたルーキーのヒルデブランド選手が、
なんと最終コーナーでクラッシュ!
2番手のダン・ウェルドン選手が劇的な逆転優勝。
昔(1998年だったか)のラリーGB、ワールドチャンピオン目前、ゴール数百メートルで
車が止まってしまったカルロス・サインツを思いだします。
えっ、無理やりラリーに結び付けなくても良いって?
そして帰宅。帰りは2時間くらいですかね。
みんな、楽しみ方をよく知ってます。
主催者も、あまり細かいこと言わず(酒の持ち込みとか、カンとかビンとかも特に何も言われません)
最低限のマナー守れば良いよ、みんな楽しんでってよ、って感じです。
盛り上げ方も上手いと思います。
国歌斉唱のクライマックスにステルス(多分B-2爆撃機)が飛んで来たり・・・演出がスゲーです。
もちろんレースや、レース前の催し物は色々あって、どうにでも楽しめます。
筆者もアメリカンモータースポーツの最高峰を満喫させて頂くことが出来ました。
ああ、体中の日焼けがひどい・・・明日は一皮むけるかもしれません。

WELCOME & FAREWELL PARTY
「welcome & farewell party」
を開いてくれました。
アメリカのホームパーティはどんなもんか、というと、



今日のホストが自分で組み立てたという、こんな車(多分シェルピーコブラのレプリカ)に試乗したり、

輪投げと玉入れを合体させたような遊び(コーンホールといいます)をやったり、

日米野球対決をしたり。アクティブです。

筆者はお礼に納豆をふるまったり。
不評でしたね。
糸引いてるのが気味悪い(スライミーって言ってた)らしい。
もう少しで「訴えてやる!」って帽子を叩き付けられるところでしたよ。
訴訟大国ですから。

そうそう。
みんなめっちゃモータースポーツ好きです。
ここで筆者の名刺代わりになるのが、日本のラリー雑誌。
頼まれもしないのに、ガンガン見せました。
みんな喜んでましたよ。
「I can not read Japanese...」って。
というわけで、アメリカに来ても「WRC+」の効果は絶大というお話でした。
もちろん、「プレイドライブ」「JAFスポーツ」なども見せたのは言うまでもありません。
各誌編集部の皆様、日本在籍時は大変お世話になりました。
異国でも雑誌の効果は絶大です。
本当にありがとうございます。
買い方も教えときましたので(笑)伝わったかどうかは保証しかねますが。

芝刈り
昨年ランサーエボ9での初戦がひむかラリーでした。
ブログの写真もひむかラリーの時のものです。
ぶっつけ本番のうえ、トラブルが出て大変なラリーでしたが、道が良くて走りやすかったです。
あれから一年経ったのか・・・まさか一年後にアメリカにいるとは。
さて、日本で激戦が繰り広げられている頃、筆者は何をしていたのかというと、

庭の芝刈り。
なんでも、きちんと芝を刈ることは州の法律?かなんかで義務だとか。
2週間ほっといたうちの庭はすでに草ボーボー。
これは一刻の猶予もならぬ。
アメリカの上島竜ちゃんに「訴えてやる!」と帽子を叩き付けられる前に対処せねば。
訴訟大国ですから。
と言う事で、HOME DEPOTでホンダの芝刈り機を購入。
ですが、当然取説は英語。解読するのも大変です。
とりあえず使って慣れよう、と言う事で早速使用。

疲れた・・・
使い方がよくわからんし、やっと慣れたと思ったらトラブルが出るし。
2日がかりでようやく完了。
いやー、激闘だった。

これで当分訴えられることもないでしょう。

新生活開始
当面生活するうえで必要なものを購入するのですが、新しい家は本当に何もありません。
(アメリカの家は冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、食洗機などは備え付け)
食器やソファー、ベッドが完備された、前のアパートの快適さが分かります。
必要なものは全て買わなければいけませんが、何処に何が売っているのか、
その前に、何処に何の店があるのかが分かりません。
一軒一軒確認しながら進めていくので、とても時間がかかります。
当面必要な椅子、机、ベッドなどを購入し、もうしばらく先になる、日本からの荷物の到着を待ちます。
テレビ台も後から届くので、当面は段ボールで代用。

見栄えは気にしない。
掃除をして、芝刈りをして、生活用具を買って、近隣にも挨拶・・・など、やることは多いです。
まあ、あせらずやってきます。
新居は会社から65マイル離れているので、毎日1時間(今までは7分)の通勤時間となります。
信号が2個しかないので、そんなに苦にはならないですが。
近所にはショッピングセンター(KrogerとMarsh)、高速に乗れば10分くらいで大きなモールもあって、
とりあえず生活には困らないと思います。
そこそこ旨い中華料理屋も発見。当面はお世話になる機会が増えそうです。
今後、さらに周辺環境を調査、病院なども確認しておく必要があります。
あと、新しい家になって、ネット環境は飛躍的に向上しました。
前のアパートはしょっちゅう接続が途切れるし、通信速度は遅いし、かなりストレスの溜まる状況。
新居は無線LAN(設定はそれなりに苦労しましたが)で、通信も早く快適。
今の時代、ネット環境は重要ですよね・・・
と言う事で、当面は新生活立ち上げに全力投球です。

テキーラとエビ
「メキシカンだけど食べれるか?」
と返ってきました。
「おう、望むところだ!何でも来いってんだ!」
というニュアンスを込めた、
「Yes…」
の一言を伝えておきました。


と言う事で、ルームメイトと二人、行ってきました。「EL REPARO」だったかな?
っていうか、メキシカンなんて食べたこと無いし。
何頼んでいいかわからないので、取り合えずタコサラダとタコスとエビを頼みます。
味は・・・まあまあ。

メキシコといえば、やっぱテキーラでしょう。
ちゃんとグラスで出てきました。
塩を舐めて、レモンをかじりながら飲む、正式?なスタイルでぐいぐい飲みます。
旨いです。
大分酔っぱらって、正体を無くしかけましたが、
「灰皿で飲め」
とか、
「俺は人間国宝になる男だ」
とか、
「いくら稼いでんの?」
とか、どこかのエビみたいな事にはなりませんでしたので、ご安心ください。

新居




家探しは、来たばかりの英語が出来ない筆者には大変な難関でした。
筆者一人では到底無理ですので、代理人の方に依頼し、10件くらい物件を回ったうえで、
契約締結に漕ぎ着けました。(もちろん買ったわけではなく借家です)
アメリカは全てのものがデカいですが、当然家も例に漏れずデカい。
一番コンパクトにまとまった家を選びました。
今日から引っ越しを開始。テレビも開通しました。
電気ガス水道の動作確認も一通り終了。あとネットと電話が繋がれば、まあ生活できます。
文字にすると簡単ですが、
契約書やその他の書類は英語ですべて書いてあるので翻訳必須だし、
家の大家さんは英語しか喋んないし(当たりまえだが・・・)
テレビの作業員も英語しか喋らないしで、いちいち意思疎通が大変です。
もっと英語を真面目に勉強しとけばよかったとつくづく思う今日この頃。
英語が出来れば、もっと生活が楽しくなること間違いなし。
というか、こちらでやりたいことがやれるかどうかが英語の習得に掛かっている、
といっても過言ではありません。
引っ越しが完了し落ち着いたら、英語の勉強強化ですね。

家が見つかりました
今の仮住まいアパートから、間もなく引っ越しです。
Greensburgから、Indianapolis郊外のFishersという町に引っ越します。
Greensburgより大分都会で、少し走ればIndianapolisですし、買い物や食事の選択幅が広がります。
会社にはかなり遠くなりますが、家族の事を思えばこちらの方が良いでしょう。


今住んでるアパートからの眺め。
この池、冬は完全に凍るそうです。
また新しい生活が始まります。

全米思いつきの旅 その3 オハイオのカート場編

今週もまた、行ってきました思いつきの旅。
今回の目的地は、オハイオ州 WapakonetaとCridersvilleの辺りにあるというカート場。
「Cridersville Speedway」
職場の同僚が、今週レースがあるから来るかい?ということで、行くことしました。
Greensburgから車で2時間半、トウモロコシ畑のど真ん中にそれはありました。

着いてびっくり、というか、ここはアメリカだということを実感したのが、
「オーバルコース」
だという事。
しかもトラック上は泥だらけです・・・日本じゃありえない。
結構人います。


これが職場の同僚のマシンです。
いろんなレースを、もうかれこれ17、8年やってるそうな。


オーバルを走るだけに、タイヤは左右非対称。
セッティングもウエイト配分も、左に曲がりやすいように施されています。
よくインディカーやナスカーなどで耳にするのと同じです。




スタートは夜の6時。各クラスの予選レースから始まり、彼のレースの決勝が始まる頃には、
ギャラリーも増え、かなりの賑わい。
時間はというと、夜の11時・・・
まわりに結構民家があるのに、これもまた日本じゃ考えられない。
どんな感じかは動画を見てください。
周りで叫んでいる声が聞こえるのは、同僚の家族(特にかあちゃん)の応援する声(笑)
Come on! Come on! 連呼です。(英語は行け!じゃなくて来い!なんですよね)
同僚は黒い19番のマシン。結局決勝4位だったかな?
賞金をGetするぜ!なんて息巻いてましたが、取れなかったようです。
エンジンが悪い、ってずっと言ってました(笑)
そんなこんなで、初めてのアメリカン(ローカル)モータースポーツ体験は終わりました。
周りみんなアメリカンで、筆者はかなり浮いてましたが、結構みんな気さくに話しかけてくれて、
モータースポーツの前では、言葉や文化の壁を越えて、みんなが親しくなれる、ということを、
肌で体験した一日でした。

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