マイナーリーグ観戦
地元のインディアナポリスインディアンスの試合です。
メジャーリーグではなく、3Aのチーム。
チケットは当日球場で買えました。内野席の外野寄りで、大人は10ドル。

自由に食事ができるスペースがあったので、そこで食事。
子供連れには非常に助かります。
写真の左の方には、オープンテラスで食事や酒を飲みながら、試合が見れる席があります。
10ドル分の飲み物と食事が付いて、一人30ドルだった気がします。

シシケドッグ?なるものを購入。8ドル。
味は普通。


インディ500と同じく、チケットなんて試合が始まったら確認されやしない。
満員ではなく、程よい客入りなので、色んなところで観戦できました。
外野席は芝なので、これまた子供連れには助かります。


内野席に移動。ファールボールがガンガン飛んできます。面白い。
次回はグローブ持って参戦ですね。
4月にも一度来ましたが、やはりここ(VICTORY FIELD)は素晴らしいスタジアムです。
きれい、見やすい、交通の便が良い、チケットも安い。
そして、一番関心したのは、ファンサービス。
イニングの合間は毎回何かしらあります。もう鬱陶しいくらい(笑)
Tシャツをスタンドに投げ入れて見たり、ボールだったり、子供がベースランニングしたり、
着ぐるみが踊ったり・・・
マイナーリーグでもここまでやるか、と言う感じです。
如何にお客さんを楽しませて、また次来てもらうか、と言う事を考えるとこうなるのでしょう。
もちろん肝心の野球の試合もハイレベルです。メジャー予備軍だからそりゃそうですよね。
また見に行こう、という気になります。
他にもアメリカにはプロスポーツが沢山ありますので、他のも見る機会があれば、
LIVEで見てみたいと思います。

夏季連休
そのタイミングに合わせて家族がアメリカにやってきました。
これからは家族とこちらで住むことになります。
本当は何処か旅行でも行きたいところですが、疲れを取って貰う為、近場で我慢。



インディアナポリスのダウンタウンくらいしか行ってません。
筆者的には、これと言って興味を引くものはありませんでしたが、
ダウンタウンの公園で、セグウェイの体験試乗(ツアー)をやってました。
「予約が必要です」と、めっちゃ早口のお姉さんが教えてくれました。
また今度挑戦してみようと思います。

KOBAYASHI
カートやってる会社の同僚Phillipに、
「アメリカで一番有名な日本人は誰だい」
って聞きました。
「そうだな、KOBAYASHIかな」
って聞いたら、F1ドライバーの小林可夢偉選手だと思いますよね。普通。
Phillipはレースをやっているわけだし。F1も良く見るらしいし。
「彼の速さはピカイチだよ」
うんうん、そうでしょうそうでしょう。彼は速いドライバーですよ。
「見たことあるかい?彼の食べっぷりを」
・・・?
小林可夢偉の食べっぷりは知らねーな。
「Kamui Kobayashi?」
「No,Takeru Kobayashi」
だそうです。
何か話がかみ合わないと思った(笑)
今日はその「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」が行われます。
そのKOBAYASHIは、過去6連覇してるそうです。
KOBAYASHI・・・あんたスゲーよ・・・
テレビで放送されるようであれば、一度彼の食べっぷりを見てみようと思います。

アメリカ独立記念日イブなので
これ、いわゆるレッテルです。
何かあると直ぐに「非国民」「右翼」「左翼」「おたく」とかと言うのと一緒。
レッテルとは・・・Wiki見てください。
「モータースポーツ」を知りもせず、「暴走族」と言って憚らない人は、残念です。
思考停止してしまっているのだと思います。
第一、「暴走族」の定義って何ですかね?
多分、日本は「レッテル思考」の人間が増えてしまったんでしょう。
レッテル思考の人は、物事を深く考えません。理解しようとしません。議論なんか当然しません。
レッテル一辺倒だから議論にならないんですよね。
あ、「お前はレッテル思考だ!」って決めつけるのもレッテルなんでしょうね(笑)
残念ながら、こんなレッテルが横行している日本では、モータースポーツへの意識が変わるのは、
難しいことなのかもしれません。
でも、今、情報があふれている中で、今までマスメディアで報道されなければ分からなかった事も、
ネットを通じて分かったりするようになって来ました。
今後、少しずつ、今の若い世代が、粘り強くこの状況を変えて行く事が出来ればと思います。
筆者は今まで通り、モータースポーツを楽しみ、その楽しさを伝えて行ければと思っています。
また、筆者は社会貢献などに対して、大きな事をやる力はありませんが、
少なくとも、モータースポーツの社会的地位を向上させようと頑張っておられる方々の足を、
引っ張るような行動だけはしないでおこうと思います。
さて、レッテルついでにもう一つ。
アメリカに来て凄く感じるのは、国旗、国歌へのリスペクト、国に対する愛着です。
以前カートレースを見に行ったとき、レースの始まる前に国歌斉唱と国旗の掲揚がありました。
インディ500とかじゃないんです。ローカルなカートレースで、ですよ。正直驚きました。
カートに誘ってくれた同僚が筆者に言いました。
「アメリカの国旗と国歌をリスペクトしてくれるかい?」
国旗と国歌をリスペクトするのは世界の常識です。
その国がいかに先人の血を流して独立したかを知り、だからこそ先人に敬意を払い尊敬する、
そして、独立国としての誇りを持ち、世界の国々と対等に話をする。
自らの国の伝統や風土、先端技術やスポーツ選手を誇る。
まあこれらは、世界ではごくごく当たり前の事です。
ありがたい事に、忍者や相撲、寿司、イチローなど、こちらでも会話における日本ネタは困りません。
筆者は日本の事好きですし、誇りを持ってます。
だからこそ、国旗も国歌もリスペクトします。
我々の先祖が今に至る日本の歴史を作ってくれ、海外に渡った先人が日本人への信頼感を築いてくれた。
だからこそ筆者がアメリカで受け入れてもらって、仕事や遊びができる。
その事にいつも感謝しています。
だからこそ、あまり後ろ指を指されるような事は出来ません。
日本人全体の評価を下げますからね。
こんな事を書くと、こんな事を言われるかもしれませんね。
「筆者、日本が好きです。君が代も歌うし国旗もリスペクトします」=右翼、ネトウヨ
これもレッテルですよね。
「何故、今、我々は日本人として居られるのか」
「国旗や国歌、そもそも国家ってどういうものなのか」
について深く考え、それを元に行動する、そんな人達がもっと増えれば良いな、と思います。
「このアメリカかぶれ!」と言われるかもしれません。
はい、これもレッテルです。
大体アメリカかぶれの定義って何でしょうね。
今後も、こっちの良いものは取り入れ、日本の良い所も再確認しつつ頑張りたいと思います。
アメリカの独立記念日に際し、柄にでも無いことを書きました。
明日からは、再び平常運転の「程よいおちゃらけ感」で行きたいと思います。

パワーボート1日体験
生活を維持して行く上では特に必要の無いもの、無駄なもの、だけど個人にとっては重要なもの、
ってとこでしょうか。
では、「道楽」って何ですかね?
今、道楽っていう言葉はどっちかって言うと悪い方で使われる事が多いですよね。
では、草野球やゴルフは趣味で、モータースポーツは道楽ですか?
筆者もモータースポーツやっている事を「道楽だね」って言われたことがあります。
今日は、そんな事を「パワーボート1日体験」から考えさせられたのでした。

インディアナ州のMadisonで行われるパワーボートレースH1 UNLIMITEDの開幕戦を見に行ってきました。
同僚がVALKEN RACINGのメカニックをやっていて、彼がピットパスをくれたので、
ピットでボートを間近で見る事が出来ました。


この川はオハイオ川。
ミシシッピ川の支流で、橋の向こうはケンタッキー州、こっち側はインディアナ州。

町の祭りと併催で、出店も人も多いです。いつもの通り、上半身裸率は高いです。
(残念ながら男性のみ)




VALKEN RACINGはFORMULAクラス。要は最速クラス。
ボートのエンジンはガスタービンエンジン(何かのヘリと同じらしい)で、最大出力2700馬力、30000rpm。
それをプロペラに伝えて、ペラを16000rpmで回す、って言ってたような。
(筆者のヒアリング能力が低いので、間違っているかもしれません)
このコースは他のに比べて狭いけど、それでもトップスピードは170mph(260㎞/h位)出るらしい。
ボートにはGPS、その他センサーも積んでいて、走行解析も出来ます。
ロギングしたデータも見せて貰いました。

ドライバーのScottと、今回誘ってくれたEricと筆者。
今日はあえて「NO RALLY,NO LIFE」Tシャツ着用で行ってみました。
二人とも「カッコイイね」って言ってました。
(筆者のヒアリング能力に難がある為、「胸の英語、間違ってるよ」の聞き間違いかもしれません)
前、オハイオでのカートレースの時もそうでしたが、筆者の同僚達は、筆者の事を、
「彼は日本のラリーのナショナルチャンピオンで、シビックやランサーに乗ってて・・・」
と紹介してくれます。
結構リスペクトしてくれてるんでしょうか。ありがたや。
「来年からはボートに転向するんだ。だからScottのライバルだね」って言うとウケました。
これがアメリカンジョークってやつですね。




コクピットに乗せてくれました。
カッコいいです。運転してみたくなります。
ペダルは3つあって、右がアクセル、真ん中と左が前のウイングを動かすペダル。
(汚い足が写っててすみません)
ひっくり返って水が入ってきても酸素を吸えるようにエアのホースが来ていたり、
床面から前が見えるようになっていたり(ジャンプするのが前提)




驚いたのは、とにかく「金が掛かっている」ということ。
イベント的には町のローカルなイベントの雰囲気で、大観衆が見守っている訳でもなく、
世界中、全米中にTV放送される訳でもなく、そんな感じなんですが、
サポートトラックはフルカラーリング、クルーはチームウエアとサングラスでバシッと決めて、
「魅せる」意識は物凄く高いと思います。
そういう「カッコ良さ」がイベント、カテゴリー、チームのステータスを上げて行くんでしょうね。
スペアパーツも凄いのなんの、エンジン、ミッション数機にペラ多数。
ペラも3時間使ったらオシャカにするらしい(1枚1000ドルって言ってた気がします)
これで全米を転戦、最終戦はカタールのドーハに行っちゃうっていうんだから・・・
「どうしてこんなにお金があるの?」って聞くと、「スポンサーが取れたから」
そりゃまあそうなんでしょうけど。
チームオーナーとも少し話した(オーナーなので当然お金持ち。運営資金も出してる)けど、
アメリカはモータースポーツに金出してくれる企業、個人が多いんでしょうかね。
それがステイタスだから。
NASCARなんかすごいですよ。
メジャー企業(車関連以外の業種です)がバシバシスポンサーについてます。
もちろん費用対効果も検討した上での事でしょうが、スポンサーしたら幾ら儲かるか、って
なかなか産出しにくいものだと思うのですが。
はっきり言えば、パワーボート(=モータースポーツ)は生産性のない遊び、無くても困らない物。
(一応モータースポーツには「走る実験室」という側面もありますが)
理解の無い人から言えば「道楽」、「自己満足」っていう人もいるかもしれません。
正直、そこまでパワーボートにお金を出す価値ってのがあるのか、筆者にもわかりません。
でも、趣味ってそもそも無駄なもので、更に自己満足ですよね。
例えばゴルフや野球が趣味な人だって、プロを目指してる訳ではないんだったら「自己満足」ですよね。
でもゴルフや野球をを「道楽」ってあまり言わない。
じゃあ、道楽と趣味の線引きってだれがどうやってするんでしょうか?
結局、判断する人の理解の範疇を越えてれば「道楽」、越えてなければ「趣味」
って勝手に線引きしてる、個人の主観で決めている、ただそれだけなんですよね。
で、何が言いたいかというと、
もうそろそろ、モータースポーツを「道楽」「いい年して」などと言い、レッテルを貼って、
他の趣味と同列に見ない風潮は無くなってほしいですね。
日本は世界有数の自動車生産国なのに、なぜモータースポーツに理解が無い人が多いんですかね。
モータースポーツは年齢による優劣が出にくい(フォーミュラーカーとかは別)スポーツなのに。
楽しいじゃないですか、車運転するの。モータースポーツの何がいけないんですかね?
もっと、野球やゴルフ、将棋なんかと同列に、モータースポーツが趣味として認知される、
レースのスポンサーをする、というステータスが今以上に高まる、
当然、スポンサーも費用対効果がある程度無いとダメですから、メディアに取り上げてもらって、
TVやネットで情報や映像を流して、お客さんがどんどん来て、お金を落とし関係各所が潤って、
モータースポーツの事をカッコいいと思ってくれる人が増える・・・
そんな正の循環に日本のモータースポーツがなればいいな・・・と思います。
そんな活動を、社会に影響力のある、例えば自動車メーカーやJAFがもっとやらなきゃいけない、
そんな気がします。
いかん、つい愚痴ってしまった。
酔っぱらって書いているので、まあ話半分に聞いてください。

動画は後日アップしようと思いますけど、レース自体ははっきり言って大味。
日本の競艇のスタートと1コーナーの攻防は本当に芸術的です。
見たこと無い人は競艇場に行ってください。
と言う事で、何書いているのか分からなくなったのでこれで終了です。
1日体験、無事終了と言う事で。

明日から
独立記念日(7月4日)はアメリカの祝日。
うちの会社は、毎年その周辺の週が休みになるようです。
よそはどうなのでしょうか。
とりあえず、明日はボートレースを見に行く予定。
つかの間の一人暮らし、最後のイベントです。
http://www.madisonregatta.com/
これに会社の同僚のチーム↓が出るので、
http://www.u7racing.com/index.html
招待してもらいました。
楽しみです。
そして明後日は、ついに家族がアメリカにやってきます。
無事の到着を祈ります。

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