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3年目の夏休み

インディアナは初夏です。

梅雨はありませんが、今年は頻繁に夕立(サンダーストーム)が来ます。

インディアナポリスの郊外を過ぎて、会社のあるグリーンズバーグまでは、
一面トウモロコシ畑が広がっていますが、

先日まで小さかったトウモロコシも、すっかり育ってます。
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さて、今日から、アメリカで迎える3回目の夏休み(サマーシャットダウン)です。


\(^o^)/


という事で、明日から旅に出ます。

残念ながら現在行われている、パイクスピークインターナショナルヒルクライムレースには、
今年も行けませんが、日本より一足早く、夏休みを満喫したいと思います。

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新型アコード

会社から借りてるリースカーの更新の時期が来ました。


今年は昨年フルモデルチェンジされたばっかりのアコードになりました。

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日本仕様アコードは、先日発表発売されたハイブリッド専用車ですが、

こっちのアコードは2.4Lの直4エンジンと、3.5LのV6です。
(多分、間もなくハイブリッド仕様とプラグインハイブリッド仕様が追加になるはず)

http://automobiles.honda.com/accord-sedan/

筆者の車のグレードはEX-Lで、ナビ付き仕様。

筆者が今も日本に居たら、絶対に乗れない車です。(色んな意味で)


インテリアはこんな感じ。明るいです。

E-CONボタンも付きました。これが結構燃費に効きます。常にE-CONをONにして走ってます。

ナビ操作用のジョグダイヤルレバーが前のモデルに比べ下になり、やや操作性が落ちました。

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エンジンは2.4Lで185馬力。
V6用のエンジンルームなので4気筒だとスカスカ。作業性はよさそうです。

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あと、ミッションが前のモデルの5ATから、CVTになりました。

筆者は走り専門なので、余り電装系や他の変化点は分かりませんが、

走りに関係する所であと気になる事は、ステアリングが油圧から電動パワステになった事、

サスペンション形式が、伝統の前後ダブルウィッシュボーンから、フロントがストラット、
リヤがマルチリンクになったこと。

などでしょうか。


乗ってみると、前モデルから全て進化していることが分かります。

ハンドリングは非常に軽快。
RRサスのストローク感が出ていて、好みのセッティングです。
家族が乗っているCR-Vも同じ方向性のサスセッティングになってます。 

ブレーキの効きも良くなり、直進性も上がってます。

CVTのだるい感じもなく、違和感がありません。

また、燃費が非常に良いです。
先日通勤で、高速道路9割、流れの良い一般道1割の通勤走行で、40mpg走りました。
リッターあたりに換算すると、17㎞/lです。
シビック並みの燃費ですね。


日本で売ってもそこそこ売れるんじゃないかなー。
いや、売れないか・・・セダンのマーケットがなくなっちゃったから・・・


競合車のカムリや、日本仕様のアコードにも一度乗ってみたい所です。

アメリカで芝を刈らないとどうなるか試してみた

別に試した訳ではなく、不可抗力だったのですが、

アメリカで芝を刈らないとどうなるか、少し分かったので記事にしてみます。

過去に「訴えられる」とか「警察呼ばれる」とか聞いていましたが、今回身を以て、

アメリカ人が芝ボーボー状態をどう思うか分かりました。



先月の話ですが、芝刈り機が壊れて、2週間位修理に出してました。

修理が終わってからも、仕事が忙しく、また、天候にも恵まれず、なかなか芝刈りが出来ません。

結局、春先の一番芝が伸びる時期に、3週間位芝を刈らなかった事になります。

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やばい位ボーボーになりました。

隣人の芝の長さと比べると・・・草原のようです。


そしたら、ある日、隣の住民がうちに来て、話しかけてきました。


「おう、おまえ居たのか。どうしたんだ?何か問題にでも巻き込まれたかと思って心配してたぞ」


はい、あまりに芝を刈らないと、家庭に問題がある、家に居ない(行方不明)、

若しくはトラブルに巻き込まれたなど・・・の疑惑が浮上し、隣人を心配させるようです。

彼らが心配するのは、我々の身の安全・・・ではなく、彼らと彼らの家族の安全を脅かされる事。


「いや、芝刈り機が壊れてて・・・」


と言いましたが、怪訝な表情で見られました。

隣の家の芝がボーボーだったのは、結構彼を不快にさせてしまったようです。

これ以上刈らないと、警察に通報されたりするんでしょうか・・・

そういえば彼には、今年の冬、ラリー車を準備してる時に、マフラーの音がデカくて、

「ウルセー!子供が怖がるだろ!」

ってガレージまで怒鳴り込まれた事あったっけ。

何だこの隣人、って思ってそうですね。




そのあと、帰って来たばかりの芝刈り機でバリバリ刈りますが、芝が長すぎる・・・

我が家の芝刈り機ではパワーが不足して、ブレードに芝が巻き付いて止まってしまいます。

何回エンジンを掛け直したかわかりません。


すると、さっきの隣人がやってきて、手伝ってくれました。

二人で手分けして芝を刈ります。

そこに言葉はありません(笑)


大量の芝の切りカスと共に、2時間弱で芝刈り終了。


「何かあったら、これからも言ってくれよ。手伝うからな!」


と彼は言い残して自宅に帰って行きました。

いいヤツなのか、おせっかいなのか、よく分かりません。

怒っているのかいないのかもよく分かりません。

まあ、向こうも、「アイツ何考えてるんだ?」って思ってそうですが。



会社にいるアメリカ人は、日本人と接する事が当たり前な状況で生活しているので、

向こうもこちらを日本人と理解して、コミュニケーションがうまく行かないのは普通だ、

って前提で接してくれますけど、通常のアメリカ社会ではそうじゃないですからね。

「なんでお前は英語しゃべれないんだ?」って言う人いますからね。



また、日本流の「察し」の心はアメリカではあまり通じないです。



もっとコミュニケーションスキルを上げたいと思うと共に、アメリカでは些細な事でも隣人に相談して、

オープンな関係、つまり、私は貴方に危害を加える不審者ではないですよ、という事を見せる必要が

あるんだろうな・・・(特に彼らにとって異質な我々外国人は)・・・と思った次第です。


とりあえず、アメリカでは、隣人とのコミュニケーションは大事。

隣人に会ったら、必ず軽く挨拶するか、微笑みましょう。

素敵なゲスト来訪

インディアナポリスに、日本から素敵なゲストがやって来ました。

まず、前日長時間のフライトを終えて到着したゲストを、インドアカートに連れて行きます。

いきなりハードな歓迎です。


いや、いいんです。ゲストはラリードライバーですから。

全く問題ありません。



2レースを終え、その後ゲストと

「腰が痛いね」

などと言いながら(笑)Indianapolis Motor Speedway内にある博物館に行って来ました。

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初めて来ました。

1911年、第一回の優勝マシンと、100年後の優勝マシンが並べて置かれています。

インディ500の歴史を知ることが出来ます。

まさにアメリカのモータースポーツの歴史そのものですね。



何故かトラックでは、NASCARのマシンが走行してます。

Racing Experinceと言って、アマチュアドライバーが試乗する催しをやっていたと思われます。

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「来年はNASCARで走りますか・・・」

「そうだね・・・」




その後は、アメリカンなパブで一杯。

お互い話が尽きないですね。



あっという間に夜になってしまいました。

久しぶりにラリーの事を語らえて、本当に楽しい時間でした。

思えば、地区戦の頃からライバルとして戦ってきて、全日本にステップアップして、

同じJN-3クラスで戦って、お互いチャンピオンを獲って、JRCAアワードを頂いて・・・

何か不思議な共通点というか、縁を感じます。



筆者がアメリカに行く前に、中部のラリースト有志を集めて送別会を開催してくださったのは、

本当に嬉しかったですね。

昨年の新城ラリーではお会いする事が出来なかったので、今回再会出来てよかったです。




という事で、香川選手、お付き合い頂きありがとうございました。

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ラリー関係の話いろいろ

日本では、全日本ラリー第3戦、福島ラウンドが終わった模様です。

先月には、筆者の所属していた中部近畿地区で、新しいフィールドを使ったラリーがあったり、

某自動車会社の社長さんがラリーに出て優勝されたり(!)と、色んな良いニュースが聞こえてきます。


さて、筆者はというと、2月の100Acre Wood完走後、燻っています(笑)


筆者が燻っているうちに、Rally Americaでも色んなニュースがありました。
最近、筆者も気になる話題が何かと多いです。


日本では

「ケンブロックがお台場にやってくる!」

という話題で盛り上がって?いるのではないかと思います。

彼が有名になる事で、ラリー、あるいはRally Americaがもっと知られる事になれば、
とても良い事だと思うので、頑張ってきて欲しいです。

Youtubeの映像で誤解している人も多いと思いますが、彼はラリードライバーですからね。
ジムカーナドライバーじゃないですから。



・・・えーと、筆者の気になる情報はそれではなくて、

ブレンダン・リーブス

彼、ブレンダン・リーブス選手が、Rally Americaに参戦を開始しました。

彼はWRCアカデミー(WRCの若手登竜門的クラスでワンメイクのラリー)に参戦していた24歳で、
言わば世界基準のドライバー。

そんな彼が、何故か?今シーズンの第3戦からRally Americaに参戦し、2WDクラスで2連勝。
車はFord Fiesta R2です。

Rally Americaに世界基準の選手が走る事で、世界との位置づけが分かる。

素晴らしい事だと思います。

彼には、次に筆者がRally Americaに参戦する時まで、継続して参戦して欲しいと思います。


そういえば、アジアパシフィック選手権に、日本のクスコレーシングから出ていたインドネシア人、

リファット・サンガー選手

も、何故か?第3戦よりRally Americaに参戦中です。


一体どうしてしまったんでしょうか?

Rally Americaの風が吹いているのか??


「風が吹くって。やってやるって!」


ということで、筆者も越中詩郎ばりに頑張ろうと思います。



あとは、筆者のバディ、SimonとKieranのコンビ「USUK RACING」も、

筆者にFocusを売ったお金で(笑)無事にインプレッサの製作を完了させ、ラリーに参戦中。

https://www.youtube.com/user/USUKRacing

頑張ってますね。



筆者も早く次の参戦イベントを決めたい所ですが・・・まあ、色々ありますね・・・


置かれている立場としては、「ラリーをやる為にアメリカに居るのではない」ので、

そう簡単にはいかないのがつらい所です・・・あーイライラする(泣)

テイルオブザドラゴン

今回のグレートスモーキーマウンテン旅行で、筆者の密かな楽しみだったこと・・・

それは、テイルオブザドラゴンにいく事。

テイルオブザドラゴン

アメリカのバイカー、そして走り屋の聖地だそうです。

日本でいう峠道、例えば、いろは坂とか、六甲とか、そんな類ですが、


公式パンフレットがあったり、ホームページがあったり・・・
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コーナーに名前がついていたり・・・
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話を聞くところでは、幾つかのコーナーにカメラマンが居て、通る車やバイクの写真を撮って、
ネットで販売しているそうです。

http://www.killboy.com/

筆者の職場の同僚も、ここに行って、写真を撮って貰って、それを買ってました。
面白い商売もあるもんですね。


で、お前は行ったのか、と言われますと・・・


旅行最終日の早朝、こっそりホテルを抜けて、走ってくる予定だったのですが、
息子が突然の熱発・・・

ドラゴンとは反対方向の薬局に、早朝から走る事になりました・・・



また来る機会はあるのでしょうか。