指が痛い
関係者の方々の努力には本当に頭が下がる思いです。
昨年は、日本出張の合間を縫って、サービスパークにお邪魔しました。
あれからもう1年か・・・速っ!
さて、筆者はその頃、左手人差し指が謎の炎症を起こし、激痛に苦しんでおりました。
指の色が変わり、腫れあがって、夜も寝れない位痛い。
あまりに痛いんで、医者に行くと、薬を飲んで様子を見るようにとの事。
でも、一向に良くならないんで、専門医を紹介して貰い、そこで指を切って膿を出す事に。
・・・あー痛かった。
病院から帰る途中、家族全員で、8月から幼稚園に通っている息子のお迎えに行く事に。
初のアメリカン幼稚園訪問です。
ちょうどハロウィンなので、かぼちゃの飾りが一杯ありました。


言葉は相変わらず理解出来ていないようでしたが、わが息子も異国で頑張っております。
筆者も痛みに負けず頑張らねば・・・と思ったのでありました。

という事で、ハッピーハロウィン。

LSPR総括(番外編)とインカー映像
・ラリーの行き帰りについて
インディアナポリスからホートンまで、シカゴ~ミルウォーキー~グリーンべイ・・・と抜けて、
片道で約11時間掛かります。
その間は、Simon、Kieran、そして私の3人。
当然ながら会話は全部英語。
最初は久しぶりに会ったので会話が弾みますが、そう長く続きません。
というか、英語でずっと会話していると、ヘトヘトに疲れます。
特にSimonはイギリス人らしくジョーク(と皮肉)が好きで、筆者にとっておきを披露してくれますが、
筆者には何が面白いのかさっぱりわかりません。
どういう意味?とか、何が面白いの?って聞くと彼は不機嫌になります・・・
会話を少しでも弾ませようと思って、どんなスポーツが好きなの?って聞くと、
「俺はラリー以外興味ない」
アメリカで一番有名な日本人はだれ?って聞くと、
「日本人で有名な奴はいない」
・・・ふう、終了。
なかなか一筋縄ではいかないオヤジです。
ちなみに、Kieranは今回も、一番有名な日本人は「Guy Kawasaki!」って元気良く答えました。
だから、誰だよそれ・・・(前も書きましたが、川崎重工の創始者、らしいです)
あ、そういやKennyに聞くの忘れてた。
ラリーする前から疲れました。
・Michigan Tech
ホートンは、地図で見ても分かる通り、すっごい田舎にあります。
そんな田舎に、結構大きな大学がありました。
ミシガン工科大学、Michigan Techです。
Kennyはそこの学生で、今回Simonの誘いで我々のチームに参加してくれました。
若いのに、結構経験豊富らしく、他チームのクルーも何度も務めているらしい。
WRCラリーメキシコにも行って、トヨタのトラックのブレーキパッドをインプレッサに装着する為、
切って削って作ったよ!っていう武勇伝と写真を見せてくれました。
(スペアのブレーキパッドを持って行かなかったらしい・・・まずそれがダメやろ、と思うのですが)
風貌もとても学生には見えません。将来は優秀なメカニックになる事でしょう。
あと、Michigan Techの学生は、大勢ラリーのオフィシャルに動員されていました。
学生がラリーに協力するのは、日本でもアメリカでも同じなんですね。
・ラリー中の食事
行き帰りはサブウェイ。
一度食べれば向こう1年位は食べなくてもOK、そんな感じの味です。
いや、まずいわけじゃないんですが、当分いらない。
現地では、アメ食1回と中華1回。(この中華が一番良かった)
ラリー中は、
Day1:カップ麺・・・だったのですが、ポットを忘れ、サービスパークにあった小屋の、
電子レンジを借りてお湯を沸かし(ぬるい)それで無理やり食べました。
Day2:ピザとシリアルバー
殆どまともなものを食べてません。
そのせいか、ラリーから帰ってきて、みんなに「痩せたね」って言われます。
正確には、「やつれた」だと思います。
こういった所も、戦いです。
・牽引
SS3終了後、サービスに戻ろうとすると、1台のラリー車(BMW)が止まってました。
どうやらオルタネーターのベルトが切れて、動けなくなっているようでした。
(バッテリーの残量分は動けますが・・・)
すると、コドラのKieran、その車のそばに停止するよう筆者に指示。
「Tow!」
・・・なに?
引っ張るの?ってか、良いの?
そんな事を考えながらも、ラリー中の筆者は全てKieranの言いなりですので(笑)
サービスパークまで牽引しました。
「日本でこれやったらダメだったはずだから、筆者には信じられなかった」
って彼に言ったら、めっちゃ驚いてました。
こっちでは、ラリーは助け合ってやる物で、工具や部品の貸し借りはもちろん、困っている人がいれば、
助けるのが当たり前だ、的な事を言ってました。
まあ、それは日本でもそうですが、まさかラリー競技中の牽引OKとは。
今回一番驚いた事かもしれません。
・スペリオル湖
スペリオル湖から上る朝日、沈む夕日。
山々の紅葉。
とても綺麗です。
ラリーでもなければ来ることも無かったでしょう。
思えば遠くに来たもんだ・・・海援隊の歌が頭の中に流れます。
ちなみに、ホテルはリバーサイドでした。

良い経験をさせて貰っているなあ・・・と思います。
・インカー映像
SS15 Baraga Plain 2と、SS17 Herman 2をアップしました。
Rally Americaのコースをご覧いただければと思います。
ちなみに、音声がもの凄く小さいです。
最大ボリュームだとかすかにエンジン音が聞こえます・・・(泣)

LSPR総括
長めの文章になりますが、宜しければ読んで下さい。
・LSPRのステージについて
今回のLSPR、アメリカ政府議会の対立から来る政府機能シャットダウンの影響で、
道路使用許可が一部下りず、当初の走行距離より短縮した日程で行われました。
それでも、SSトータル距離は93マイル(約150km)
ラリー北海道を除く、全日本ラリーのイベントだと2戦分位の長さです。
Day1は9本のSS、Day2は8本のSSを走行します。
SS1と2はダートラ的なコースで、ギャラリーステージ。
本格的な林道ステージはSS3からです。
路面はレッキの際にも書きましたが、赤土・黒土を固めたような感じで、固い路面。
が、スぺリオル湖周辺は天気が変わりやすい事で有名で、3日間とも雨模様の天気。
よって、路面はドロドロ、一部水が浮いているような、滑りやすいコンディションでした。
SS3、5、10、14は同じコースの為、路面が掘れて轍が出来、さながら日本の道のよう。
クレストは相変わらず一杯出てきますが、100Acre Woodのような”えぐい”クレストは無かった。
というか、筆者が慣れただけ?
高速コーナーの多さやジャンピングスポットも含め、まあこんなもんか・・・と、普通に思えました。
ちょっと慣れたんですかね・・・?
・ペースノートとペースノートのヒアリング
前回は大雪で路面状況が悪かった為、運転に必死でペースノートが頭に入ってきませんでした。
ネイティブスピーカーの発音が良すぎて?何を指示しているかわからない事も多々ありました。
今回は、その辺の反省を踏まえ、ちょっとだけペースノートを単純化しました。
英語ではSimplifyですね。
重要な情報は抜かずに、これは余計かな・・・という情報だけ抜く。あるいは標記を統合する。
例えば、smCr(スモールクレスト)とCr(クレスト)は統合、CrとBig Cr(ビッグクレスト)は分ける。
これで良いのかわかりませんが、とりあえず情報が多すぎても頭に入らないので。
あと、舌を巻かずに、はっきりとしゃべってくれ、と注文しました。
ネイティブスピーカーに、はっきりと喋れ!という、片言英語の日本人・・・
お前が言うな、って怒られそうです。
あとは、Jembaノート。
これはJembaっていうソフトで作られた、主催者支給のノートです。
レッキをしてみると、曲がり具合は数字とほぼ一致しているんですね。
数字を直すことは殆どありませんでした。
だから、あとは今まで筆者が日本で使っていた10段階の標記と、
Jembaの18段階の標記をコリレーションさせる必要があります。
(Jembaノートは6段階に+と-が付いて、全18段階のコーナーベンド標記)
Jembaで4だと、筆者の日本の標記では5です。
Jembaで5だと、8くらいのコーナー。
4+以上、5-や5、5+あたりのコーナーを、如何に高いギアで車速を落とさず走れるか、
そして、コーナーの途中にあるクレストを如何に攻略するか。
ここがタイムアップの鍵だと思います。言うのは簡単ですが。
もっとラリーを走って慣れる事ですね。
・車について
車にトラブルが色々出ました。
メンテナンス不足の部分もありました。
事前に練習もセッティングも出来ず、残念ながら本番で練習してる感じです。
でも、今回は普通の路面コンディションだった事で、色々わかった事がありました。
まず、とにかくエンジンパワーが無いです。速いのは音だけ・・・
前回高いギアの5500回転以上が吹けなくて、トラブルか・・・と思ったんですが、
今回確信しました。
パワーが無い。それだけ。
次回までには何とかしたいけど・・・何ともならないかも・・・
あと、前回感じたフィーリングを基に、BRIGさんにFocus用ブレーキパッドを作って頂きました。
そのテストも兼ねて今回は走ったのですが、流石、と言いますか、ほぼ私のイメージ通りの
ブレーキフィーリングを得ることが出来ました。
ただ、ブレーキ前後バランスが大きく変わった事で、サスペンション、特にFRのトラクションと、
RRのスライドコントロール性に問題が出ました。
挙動が唐突に乱れるので、思い切ってコーナーを攻める事が難しい。
今回のデータを生かし、もう少しコントローラブルな足回りセッティングにしたいと思います。
・運転について
Focusはそんなに速くない車だと言う事がわかりましたが(涙)
日本ではこれより速い車でラリーをしていました。
シビック(FD2)とか、エボⅨとか。
でも、Focusを運転していると、凄くスピードが出ているように感じました。
スピード感覚が大分鈍っています。
約3年、殆ど練習らしい事をしていないから、当然と言えば当然です。
でも、今の所、練習出来る環境を得られる見通しは全くありません。
車載映像をよく分析して、対策を立てて次のイベントで試す、そんな感じになりそう・・・
いや、何か手段はあるはずです。ちょっとしばらく考えたいと思います。
・ライバル
全米選手権、特に筆者が出場している2WDクラスは、トップ2が別格の速さ。
特にブレンダン・リーブスは、コムリエ・ピカードの乗るScionに比べてパワーがかなり低い、
Fiesta R2で、度々総合トップ3に食い込む速さ。
彼はオーストラリア人で、オーストラリアのトップドライバーになりつつある選手です。
一緒に走れて、とても良い刺激になります。
Fiesta R2はリージョナル選手権にも多数出場しており、2WDの主力マシンになっています。
一度これに乗ってラリーに出てみたいです。
・まとめ
ラリー全体の総括をすると、全てにおいて準備不足でした。
メンテ不足、練習不足、セッティング不足、コミュニケーション不足、睡眠不足・・・
全米選手権に出るからには、もう少しちゃんとやらないと全然だめですね。
今までは完走で良しとしていましたが、一応2戦完走したので、もうそれは終わり。
次のステップに行かないと、自分が納得いきません。
せっかくアメリカに在住して、ライセンスも取って、全米選手権への挑戦権を得たのだから、
次は自分で納得の行く走り、それが出来るような準備をして臨みたいと思います。
次回は、ラリーの裏話や小ネタなどを書きたいと思います。
To be continued...

LSPR終了しました
LSPRの全日程が終了しました。
Day1のSS7、ナイトステージで、アンダーフロアガードが外れて地面に接触し(走行には支障なし)
ガードと路面が接触する音で、何か重大なトラブルが発生したかと考えた為、
一瞬Kieranの指示するペースノートが頭から飛びました。
結果、”Cr(クレスト:先の見えない丘)into L4 Big Cr Stay in narrow” のコーナーに
オーバースピードで進入、アウトに孕んだ際に外側にあった石に右フロントホイールが接触。
ホイールのスポークが割れて、タイヤが車体から脱落、動けなくなりDay1をリタイヤしました。
↓ 割れたホイール

タイヤが脱落しタイヤハウスの中で暴れた為、ブレーキホースとダンパーリザーバタンクを破損。
とりあえずSSの中でスペアタイヤを装着し、ハンドブレーキのみで山から下り、サービスに迎えに来て貰い、
夜の間、サービスクルーに修復作業をして貰いました。
スペアパーツを持ってきていた事、ダンパーとブレーキホース以外に大きなダメージが無かった事から、
無事に修復を完了し、Day2に再出走(スーパーラリー)する事が出来ました。
L'Anseのパルクエクスポーズにて。

Day2は大きなトラブルもなく走り切り、結果、全米選手権の2WDクラス5位で完走扱いとなりました。
http://www.rally-america.com/events/2013/LSPR/results/standings/
今回も、いろんな事を経験出来たラリーになりました。
出走前のトラブル、カメラが壊れて写真が撮れなくなる、シェイクダウンでのトラブル、財布を忘れる、
真っ暗な林道でリタイヤする、ハンドブレーキのみで山から下りる、深夜の車両修復と再出走・・・
そしてLSPRのコースと変わりやすい天候。
スペリオル湖の美しい風景。
(今回カメラが壊れてしまい、写真がなくてごめんなさい!目を閉じて光景を想像して下さい・・・)
あまり良い結果だったとは言えませんが、すべてがかけがえのない経験になると思います。
完走し、車にも大きな破損がない事から、次のラリーにも繋げられます。
次戦は来年になると思いますが、今回の経験を生かし、引き続き頑張りたいと思います。

今回、前回と同様コドライバーとして筆者をサポートしてくれたKieran、
サービスクルーとして夜を徹して車両の修復にあたってくれたSimonとKenny、
日本からお越し頂き、精力的にレポートをアップ頂くと共に筆者の日本語の話相手となって下さった、
RS.TAKEDAの武田社長、
お忙しい中、BRIGブレーキパッドを製作して下さった㈱ブロンコバスターの丸山社長、
日本からご声援頂いたスポンサー各社様、ブログをご覧の皆様始め、全ての皆様に感謝致します。
ドライバー視点の細かいレポートはあす以降アップしていきたいと思います。
※RS.TAKEDAの武田社長が、筆者が出来なかったラリー中のレポートをアップされています。
こちらもどうぞご覧ください。
http://www.rstakeda.com/rally_america_LSPR2013_blogspot.html

Rally America LSPR レキと車検
昨日の深夜にミシガン州ホートンの宿に到着。

本日はLSPRのレキ日でした。
アメリカ政府のシャットダウンの影響で、道路使用許可取得に時間がかかり、
結果、当初のコースから短縮されるとの情報が主催者側からありました。
朝6時からレッキ開始。
今回のレキ車はこれ。


紅葉とスペリオル湖がきれいです。





道はこんな感じ。これで一番広いくらいです。
おおむねフラットで固い。でも赤土なので雨が降ったら滑りそう。
やはり、クレストはいっぱい出てきます。


ノートはこんな感じ。
今回もワンパスレキです。主催者が配るJENBAノートに修正を入れていきます。

リンゴを食べるコドライバーのキーラン。

車検は無事パス。


参加確認も終わり、多少車にトラブルが見つかるものの、無事治って今日は終了。
明日は8時からシェイクダウン、12時30からパルクエクスポーズ、昼過ぎにDay1スタートして終わりは深夜。
タフな一日になりそうです。

LSPR 出発準備完了

明日(もう今日ですが)の仕事終了後、インディアナポリスからミシガン州ホートンに向かいます。
今回のサービスには、筆者のFocusの前のオーナー、Simon Wrightと、その友人のKennyが、
はるばるノースカロライナから来てくれます。
明日、コドラのKieran含め3人で、陸路インディアナポリスまで来て、筆者と合流後、
一路ミシガン州に北上します。
いよいよラリーウィークの始まりです。

Rally America LSPR参戦への道 その3
前回無くなってしまった下周りのガードを取り付けます。
通販で買った、UHMWという樹脂シートを使います。
ラリーアメリカでは、下周りの保護にこれを使っている人が多いようです。
デカいはさみで切って取り付けて行きます・・・が、硬い!
手が痛いです。
フロアからRRサスまで全部覆います。


BRIGブレーキパッドも取り付けました。
ちょこっと走りましたが、フィーリングは上々です。

ダンパーは前回と変更なし。
Hot Bitというメーカーの別タンク式です。
えっ、ばねレート?
なんとかポンドだったような・・・忘れた!
JJレートの近況の方が興味があります。

ハンドルも変えてみました。
駐在赴任する時、こんな事もあろうかと、日本からわざわざ持ってきたOMPのバックスキンです。
やっぱりラリー車のハンドルはディープコーンですよね!

あとは、アライメント調整して、オイルパンガードを着けたら完了です。
続きはまた明日・・・

Rally America LSPR参戦への道 その2
前回のラリーの最終SSで点灯したバッテリーチャージ警告灯の原因を突き止める為です。
一番家から近くて、一番暇そうな、
いや失礼、
一番すぐに動いてくれそうな所をネットで調べて、メールを送ると、
「一度電話くれ」
とだけ返信が・・・
電話はコミュニケーションとりづらいから嫌いなんだが・・・
仕方がないので電話すると、車を置いていってくれればすぐやるとの事。
家から5分も走れば、一面コーン畑と牧場と林が広がっています。
田舎です。
牧場と林の中に、ひっそりと店がありました。
http://samaritanswrench.com/


車を置いて、症状を診断してもらいます。


翌日、車が治ったとの電話がありました。速っ!
オルタネーター(発電機)のカプラーの所の線が1本断線していたそうです。
オルタネーター交換する前に診てもらって良かった・・・
ここのショップのオーナーはBrianと言って、過去にドラッグレースをやっていたそうです。
Rallyの事もちょっとだけ知ってました。
今後も何かあったら持って来いとの事でした。
日本でもそうですが、それなりのレベルでラリーをやる為には、
信頼できるカーショップに協力して貰う、いわば、自分の「拠点」を作るのが必要だと思います。
今まで筆者は、アメリカで拠点を作らず、自分で車をメンテナンスしてきましたが、
技術的、時間的に、自分ではどうにもならない場面に直面した時、やはり拠点は必要。
そんな事を感じました。
まあ、それがまた大変なんですが・・・
さて、車の準備ももうひと頑張りです。

Rally America LSPR参戦への道
アメリカから、インターネットを通じて見させて頂きました。
参加された皆様、お疲れさまでした。
入賞された皆様、おめでとうございます。
さて、Rally Americaのほうですが、
エントリーは今の所、合計57台(Regional Championship含む)
National Championshipは20台で、そのうち2WDは6台。
オーストラリアの若手ホープ、Brendan Reevesも参戦。
Andrew Comrie Picard(ACP)も、Chris Greenhouseも参戦しています。
日米豪加の戦い。相手に取って不足なし。
あと、LSPRの主催者から、やっとアイテナリーが発行されました。
http://www.lsprorally.com/competitors/itinerary/
トータルSS距離は121.16マイル、kmに直すと193.86km。
前回の100AWが約130マイルだったので、若干短いです。
といっても、全日本ラリー最長のRally Hokkaidoに匹敵するSS距離です。
Day1のPass More ~ Far Point 合計29マイル(46.4km)のループを2回、
しかも2回目は夜なんで、この辺が勝負の分かれ目になりそうな予感がします。
前回100AWのナイトステージは、路面が完全に凍結してましたが(笑)
いくら何でも今回はそこまで冷え込まないと思うので、若干気が楽です。
今回のラリーの開催場所である、ミシガン州ホートン(Houghton)は、
世界最大の淡水湖であるスペリオル湖の湖畔にあって、湖の向こうはカナダ。
10月中旬といえども、かなり寒い事が予想されます。
このブログをご覧の皆様で、観戦に来られる方がいらっしゃいましたら、
冬の準備をお忘れ無く。
紅葉がきれいらしいですよ!
さて、肝心の車はというと・・・

色々あって、まだこんな状態です。
もうちょっとかかりそうです。

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