アメリカ式?健診後面談
先日、用があって銀行に行って列に並んでいた時、ふとガラスに映る自分を見て思いました。
・・・誰?
体の成長を実感した瞬間でした。
先日体重測定したら、ありえない数値をたたき出しました。
そろそろ対策を施さないと、本当にやばそうです。
太った事も災いしてか、毎回健康診断に引っかかってしまいます。
という事で、先日ドクターとの面談に行ってきました。
筆者の担当医は、フィリピン系の方ですが、とにかく良く喋る。
面談中の8割が雑談です。
最初はもっともらしい事を言っているのですが。
例えば、肉食はダメだ、魚を食べろ、野菜を食べろ・・・など。
でも、そこから、魚はここで買うと良いだの、ここはダメだの、
そういやそこらへんにこんな店があったな、ここの何々はうまいぞ、だの・・・
話が横にそれて止まらなくなり、ただの世話焼きオヤジに変身します。
そして、一しきり話をし終えると、思い出したかのように面談が再開します。
そして、また話が横にそれて雑談・・・
日本に行く時はどの航空会社だ、JALはどうだ、俺はデルタだ、デルタはどうのこうの・・・
まあ、殆ど聞いていればいいので気は楽ですが。
聴診器で心音とかを聞いているのにも関わらず話しかけてきた時は、喋っていいのか困りました。
さすがアメリカ、大ざっぱです・・・
そんなこんなで、問診もほぼ終わりかけの頃、突然ドクターに言われました。
「ズボンを脱いで」
ん?足でもチェックするのか?
と、ズボンを脱ぐと、今度は、
「パンツを脱いで♥」
・・・固まってしまいました。(ハートマークは筆者の勝手な想像)
何故パンツを脱ぐ必要が?
問診は個室で行われています。
筆者の後ろにはベッドもあるし、これはつまり、その、どういうことでしょうか?
ここで先生が服を脱ぎ出したらどうしようか・・・なんて色々考えました。
すると、先生はおもむろにゴム手袋を嵌め、筆者の「ボール」をむんずと掴みました。
これはまさに、半沢直樹に出てきた黒川検査官にボールを掴まれた若手検査官状態・・・
それを直に・・・
ほんの1分ほどの出来ごとでしたが、かなりの衝撃でした。
(がんのチェック、らしいですが・・・)
という事で、次回の健康診断では、ドクターの問診に行かなくても済むように、
食生活と生活スタイルを見直そうと思います(笑)

冬には冬のスポーツをしよう、と言う事で、早速週末にアイススケートにいってきました。
昔、家の近くにスケート場がありました。
20年ほど前にそこが閉店してからは、スケートに行く機会も無くなってしまいました。
20年ぶりのスケートでしたが、そこそこ出来るもんですね。
意外と足も筋肉痛にならなかったし。

長男も手すり掃除デビューです。
寒い寒いインディアナですが、冬の間はウインタースポーツを楽しみながら、
体重を減らしていこうと思います。

近所の湖も再び完全に凍りました。

断ジネス許さない
アメリカ西海岸、サンフランシスコなどでは名物になっているようです。
インディアナポリスにあるCOSTCOで、ダンジネスクラブが売っていたので買ってみました。
昔、リンカーンでさまあ~ずの大竹が、ダンジネスクラブを持って、
「断ジネス許さない」
ってボケていたのを強く覚えていますが(笑)その頃から一度食べてみたかったんですね。
と言う事で、初ダンジネス。
表はこんな感じ。
ま、カニって感じです。

裏返してみます。

ギャー!
グ・・・グロい・・・
デカいクモみたいや・・・
今まで見てきたカニとは一味違うグロさ。
さすがダンジネス!
とにかく、バラして食べてみました。
ミソがむちゃくちゃ入ってます。身も結構うまいです。
さすがダンジネス!
でも、とにかく殻を剥いて食べるのがめんどくさい。
あと、手がかゆくなりますね・・・
と言う事で、初ダンジネスの話でした。

寒波
日本でも大きく報道されていましたが、北米を大寒波が襲いました。
日曜日は大雪。
一日で40センチ位積もったと思います。雪かきを人生で一番した日になりました。
雪かきをしないと家から出ることができません。
夜から吹雪になりました。
月曜日はものすごい冷え込みと強風。


車の外気温計はマイナス12F・・・摂氏ではマイナス24.4℃
日中も気温が全く上がらず、こんな冷え込みは火曜日一杯まで続きました。
大雪と極低温の影響で、公共交通機関、学校、郵便局などの公共機関がクローズになり、
月曜から火曜まで、筆者の住む地域では緊急の場合を除き、外出禁止令が発令されました。
ということで会社も休みに。
マイナス25℃の世界、どんなだろうと思って外に出てみましたが、強風のおかげで、
体感気温はさらに低く、露出している皮膚が凍傷になりかねない、そんな危険を感じました。
Wind Chillという、風も加味した体感温度の指標があるのですが、それによるとマイナス40Fとか・・・


バナナで釘が打てると思います。
こんな環境下で、停電や断水が多発していた模様です。幸い我が家は大丈夫でしたが。
職場の同僚にも停電になった人が居たようで、車の中に避難してエンジン掛けて暖をとったそうです。
アメリカの家は基本ガスを燃やして作った暖気を電気でファンを回して家中に循環させます。
つまり、電気がなくなると家が暖まりません。
この辺りの家は大体暖炉が付いていますので、最悪停電しても何とかなるのではと思います。
(アパートには基本ついていません)
が、我が家は幼児がいるので、暖炉は安全上使うのを控えています。
なので、停電すると大変なことになります。
寒波をナメたら死にますね。
週末になって、ようやく気温が0度以上になりました・・・

カナダ ケベックシティに行って来ました その3
モントリオールの中華街で食べた火鍋。
基本は羊肉、牛肉をしゃぶしゃぶにして食べるんですが、他にも具が一杯選べます。
野菜、魚介類、豆腐や湯葉、うどんなどなど。
具は食べ放題です。すごく繁盛してました。
まあまあおいしいです。

未だアメリカでおいしいデリに当たった事がありません。
ですが、ケベックはフランス文化圏だけあって、デリとかパンはだいたいおいしかったです。

ポークリブと、グースのパイ。
グースのパイは、かなり野生の臭いがします。
付け合せの玉ねぎと一緒に食べないとちょっとつらい。


ケベックシティはクレープが名物だそうなので、クレープを食べました。
生地がかなり甘くておいしいです。

レモンタルト。
お菓子系はパンと共においしいです。さすがフランス文化圏。

ロブスター。これもおいしかった。

帰りの電車の中で食べたキッシュと豆のサラダ。
キッシュはいまいち。豆のサラダはおいしい。


写真を撮ろうと思ったものはこれくらいで、あとはピザとかコーンフレークとか・・・
そんな大したものはないので写真なしです。
本当は、フランス料理やケベック料理も食べたかったのですが、子連れではそれも難しく。
ただ、北米大陸に居ながらフランスの雰囲気を味わえたのは良かったです。
アメリカではどこのレストランに行っても、ハンバーガーやサンドイッチ、ステーキなどの、
所謂”アメ食”が幅を利かせている事が多いですが、
ケベックはそういった、アメリカ的なものとは違う独自のものが多かったので、
アメ食に辟易している筆者には嬉しかったです。

カナダ ケベックシティに行って来ました その2
ここに3泊しました。
シャトーフロントナックは、ケベックシティのシンボル的なホテルです。
外から見ると、中世ヨーロッパの古城のようです。
中もヨーロッパの古い家のようです。行ったことはありませんが・・・
通常なら高くてとても泊まれませんが、真冬はオフシーズンで夏より安いこと、
また「3泊目はタダ」キャンペーン中だったので、通常より安く泊まれました。
部屋は9階で、窓から新市街方面が見えました。
部屋はあまり広くなかったですが、まあ仕方ないでしょう。



ホテルは高台の上(城壁の中)にあって、昼も夜も景色がきれいです。
見えている川はセントローレンス川で、遡っていくと五大湖になります。
氷が流れています。
メリークリスマス、ミスターローレンス!



北米の重要な水路だけあって、大きな輸送船が航行しています。
対岸の町とケベックシティを結ぶフェリーも運行しています。
フェリーには後で乗る事にしました。


ケベックの見どころは、シャトーフロントナックのある旧市街(アッパータウン)と、
ロウアータウン、新市街とありますが、十分歩きで見て回れるくらいのサイズです。
ホテルの裏の、テラスデュフランには氷のそりのコースがあって、そり遊びが出来ました。
これが結構スピードが出て面白いです。
個人的にはコーナリングがあるともっと良いのですが。



テラスデュフランには大砲が並んでいて、セントローレンス川に向けられています。

雪で作った型の中に、とけたメープルシロップを流し込んでアメを作っていました。
とても甘そうだったので食べませんでしたが。

街を見て回ります。
クリスマスの日は休みの店が多かったですが、イルミネーションはきれいでした。
写真はシャンプラン通りといって、北米最古の繁華街らしいです。
北米にいるとは思えない雰囲気です。


シャンプラン通りのあるロウアータウンには、フニキュレールというケーブルカーに乗っていきます。
徒歩でも階段から行けます。




おしゃれサブウェイ。

城壁と門です。
昔はこの門を閉めて、城壁の上から矢を射ったり鉄砲を撃ったりしたんでしょう。



寺院はそこかしこにあります。
クリスマスなんで、讃美歌とかが流れて荘厳な雰囲気です。



暗くなるのを待って、フェリーに乗って船の上からケベックシティの夜景を見ることにしました。
氷をバリバリ割りながら航行します。
景色は非常にきれいでした。


船内はこんな感じ。

新市街にも歩いて行きました。
スーパーで買い物。英語が全く通じませんでした。
売っているものもフランス風なものが多かったです。
ここでお土産にエスカルゴを買いました。
こんなところにも、サッポロ一番とマルちゃんの焼きそばがありました。


買い物ついでに、港の方にある”マルシェ”にも行ってみました。
ヨーロッパ的な品ぞろえが面白かったです。


生ハム?と、海鮮。



お茶とパスタ。


ということで、3日間のケベックシティ滞在を満喫し、再度ケベック駅から電車でモントリオールへ。


子供たちが見ているのは、トムとジェリーのDVDです。
食い入るように見ています。おとなしくさせるにはピッタリ。

再びモントリオール中央駅。
大きな荷物は乗車前に預けて、駅に着いたらバゲージクレームに行って引き取ります。
旅行者には良いシステムですね。

モントリオールで1泊後、トロント経由でインディアナポリスへ。
ここでついにトラブル発生。
我々の乗る飛行機が欠航し、到着時間が8時間遅くなりました・・・
リカバリー可能の範疇だったのは不幸中の幸い。


ということで、飛行機の欠航以外は大きなトラブルもなく、無事に帰ってこれました。
総括すると、モントリオールは、まあ、普通の都会という感じ。
ケベックは一見の価値あり、北米に居ながらヨーロッパ的な香りが体験できます。
真冬のカナダは非常に寒いので、手袋、耳まで隠れる帽子、ズボン下(タイツ)は必要です。
ただ、慣れてしまえばそれほどでもありません。
風が吹かなければ、気温が低くても耐えられます。
次回、食べ物編に続きます。

カナダ ケベック州に行って来ました その1
アメリカ在住のメリットは、アメリカとその周辺国の旅行に安く行けるという事。
これに尽きます。
このクソ寒いのに、何故さらに寒いカナダへ・・・とお思いの方もいらっしゃると思います。
誰も行きたがらない今の時期だからこそ、希少価値があります。
もちろん、オフシーズンで飛行機チケットやホテルが安い、というのもあります。
・・・いや、そちらがメインの理由かもしれません。
とにかく、カナダに行って参りました。
カナダと言っても広いですが、今回はケベック州、モントリオールとケベックシティに行きました。
主目的は、世界遺産の町、ケベックシティの観光です。
インディアナポリスからトロント経由でモントリオールへ飛び、そこで一泊。
翌日はカナダVIA鉄道でケベックシティまで移動。
ケベックシティで3泊して、モントリオールまで戻り1泊、最後はトロント経由でインディアナポリスまで。
5泊6日の珍道中です。
ケベック州はフランス語圏、カナダから独立しようという動きもある位、フランス文化の強い土地です。
筆者、フランス語は全く分かりません。ボンジュールくらい。
あ、あとチャーリー浜のギャグで、セシボンてやつもありましたね。あれも確かフランス語です。
困ったらチャーリーに助けて貰いましょう。
12月24日の早朝、自宅を出発。
インディアナポリスからトロントまで1時間半、トロントからモントリオールも約1時間半。
トロントはエアカナダのハブ空港で、飛行機の殆どが、葉っぱのマークのエアカナダです。

モントリオールに着いたのが昼過ぎ。空港からダウンタウンまではタクシーで約30分です。
日中にも関わらず気温はマイナス15度・・・
街中をちょっとウロウロしましたが、寒さで家族が不満を口にし出したので、早々に切り上げます。


先は長いので無理は禁物です。
一応観光ガイドに載っている「ノートルダム大聖堂」は見れました。

中華街で食事。寒いから鍋にしようという事で、火鍋を食べました。
こんな寒い、中国からも離れた、しかもフランス語圏のモントリオールにも中華街があるんですね。


シカゴでも火鍋は食べましたが、結構おいしいです。特に羊肉と湯葉がおいしいです。
が、ダシは思いっきり人工的な味がします・・・ウェイパーでダシ取ってそうです・・・
体に悪いかもしれませんが、まあ、そんな事を気にし出したら中華なんて食べられません。
食べ放題なんでガツガツ行きます。
食べ放題で、ビールをピッチャーで飲んで(笑)60ドル位。悪くない。
翌日はモントリオール中央駅からカナダVIA鉄道に乗って3時間、ケベックシティを目指します。
ホテルから駅は歩いて2区画位。楽勝!かと思いきや、当日の外気温マイナス20度。
しかも道に迷う始末。
歩くのを途中で諦め、タクシーを捕まえ乗りました・・・
カナダの各方面に電車が運行されています。
ニューヨークにも直通で行けるようです。


無事に乗り込み、席を探す・・・と思いきや、我々の席が一個足らない。
他の乗客も、席が無い、席が無いと言っています。
どうやら、車両トラブルで客車が少ない(編成が短い)ようです。
暫く待たされた結果、車掌が子供連れに最適だと思われる、ちょっと広めの席に替えてくれました。
良い人で良かった。メルシーメルシー。



しかし、何と言いますか、やっぱり鉄道の旅は旅情があって好きです。
世界の車窓からのテーマが頭に流れます。



昼過ぎにケベックシティに到着。気温、晴天の昼間なのにマイナス18度。


とっととホテルにチェックインします。
ケベックシティ編に続きます。

2014年 あけましておめでとうございます
今年も、NO RALLY, NO LIFEを宜しくお願い致します。
昨年は大きなチャレンジの年となりました。
今年も引き続き、日本から遠く離れたアメリカの地でチャレンジを続けて参ります。
ご声援を頂きたく、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、今回の年末年始は帰国せず、始めてアメリカで年越しする事にしました。
やはり年末年始位は日本で過ごしたい所ですが、まあ色々事情がありまして。
年始は2日から仕事なので、最低でも元旦には戻ってこないといけません。
昨年、一昨年とそれをやりましたが、正月で世間が浮かれている中で、翌日の仕事の為に、
エコノミークラスでの十数時間のフライト+入国審査の長い待ち時間は、肉体的、精神的に堪えます。
そんな体験や、年末年始の飛行機運賃が高額といった事もあって、今回年末に帰るのは諦めました。
初めてのアメリカでの年越しは、全くといって良いほど年越し気分を感じることなく終わりました。
大みそかの紅白歌合戦を見て、やっと、ああ年越しかー、という感じです。
(アメリカ時間の夜9時から紅白歌合戦が見れました)
何か実感がわかない、ただの365分の1日でした。
ブログをご覧の皆様、紅白の出演者で一番心に残ったのは誰でしたか?
私はサカナクションでした。
年を越した後は2日から仕事初めなので、正月気分もありません・・・
年明けのインディアナ州には寒波が来ています。
今週はマイナス20度まで冷えました。雪もかなり降りました。
雪かきをしないと家の車庫に車が入れられないくらいです。
北国の人たちの大変さがよく分かります。
来週はマイナス25℃位までいくようです。
北海道より寒いんじゃないでしょうか・・・


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