続 シカゴオートショーに行って来ました
ただ、大体の展示車が鍵がかかっていないので、運転席に座ったり、後部座席の広さを確かめたり、
割と好き放題に触れました。
ポルシェ位ですね、展示車全車鍵が掛かってたのは。
ベンツもBMWもレクサスも、乗ってけどんどんの大解放状態でした。
盗難防止の為、シフトノブが外されていたのはご愛嬌と言う事で。
モータースポーツ関連の展示が少なめだったのは残念でした。
少ないながら現地に展示してあった車、
インフィニティブースにあった、レッドブルF1、ベッテル号。

トヨタブースのNASCARスプリントシリーズに参戦しているカムリ。
ちょっと中を覗いてみましたが、気持ちいい位のローテクっぷり。
バスのハンドルみたいです。
それでもNASCARはアメリカでは絶大な人気です。
アメリカ人にとって、レースは興業、エンターテインメントであって、技術の最先端ではない、
といった所でしょうか。
「レースは走る実験室」と刷り込まれてきた筆者には若干の違和感がありますが、興業は客が来てナンボ。
NASCARはこれで良いんです。


マツダのレースカー。
アメリカンルマンシリーズ(ALMS)とグランダムシリーズを統合した新シリーズに参戦するようです。
スカイアクティブを物凄くアピールしています(笑)
これを見て、新崎人生を思い出しました。
はい、スルーしてください。

フォルクスワーゲンブースにあったGRC(グローバルラリークロス)参戦用ビートル。
WRCに参戦しているポロWRCは置いてありませんでした・・・


7UPカラーの方、ドライバーが元F1ドライバーのスコット・スピードです。
元F1ドライバーも参戦する、グローバルラリークロスって何ぞや、と思って調べてみました。
http://www.global-rallycross.com/
参戦ドライバー陣が超豪華です(笑)
アメリカ人好みの、スタジアムとかでやるレースみたいですし、TV放送はあるし、人気なのも頷けます。
本当にアメリカ人はこういう派手目のやつが好きですね。
こんな感じでオートショーは終わり。
しかしシカゴは寒い。
ダウンタウンはビルが多いので日陰が多いし、風も吹くし、極寒でした。



シカゴオートショーに行って来ました
筆者の中で、日本領事館のイメージは、
「宮殿のような、威厳のある建物」
だったのですが、シカゴ領事館はシカゴのダウンタウンにあるビルの11階のオフィスの一角。
ただのオフィスでした。
子供の頃からの領事館のイメージが崩れ去った瞬間でした。
せっかくシカゴに来たので、もう少し足を伸ばして、ウィンスコンシン州でちょうど今行われている
「氷上レース」
を視察に行きたかったのですが、気弱な筆者は家族に言い出す事が出来ず(笑)
その代わりに、ちょうど今シカゴで行われている北米最大の自動車ショーである
「シカゴオートショー」
を見ていく事にしました。
一応、自動車業界の人間なので、勉強も兼ねて。これなら家族も納得です。
オートショーに行くのなんて、5歳の頃に、岐阜県産業会館であった、
「外車ショー」
に、母親に連れて行って貰って以来かもしれません。
ローカルネタですみません。
ちなみに20歳位の頃、岐阜県産業会館には新日本プロレスの巡業も見に行きました。
当時まだ若手だった岐阜県出身の棚橋選手の友人知人が大挙駆けつけて応援してました。
高校生くらいから20代前半まで、人生で一番プロレスに嵌った時期でした。
Uインターと新日本の対抗戦とか、長州の「切れてないよ」発言とか、小川と橋本の5番勝負とか、
異種格闘技戦とか、大仁田対真鍋アナとか・・・
ノアの旗揚げ巡業も見に行ったなあ・・・
えー、話がそれました。
さて、会場はシカゴのダウンタウンにある「マコーミックプレイス」という大きな催事場。
駐車にはさほど困りません。スペースは一杯あります。一日14ドル。

通路を挟んで両側に大きなホールがあって、そこに各社の展示ブースがひしめいています。

日本車。
トヨタが(レクサス含め)最大の展示ブース面積だったと思います。
筆者の好みによりスポーツタイプの車しか写真はありませんのであしからず。



ホンダ。
新モデルのアキュラTLX(赤い車)は横からと後ろからはかっこいいと思います
前は・・・うーん。



アキュラTLXはポテンザRE070を履いていました。
FD2シビックタイプRの純正タイヤでしたね。
FD2のラリーカーが出来たばかりの頃、シェイクダウンテストでお世話になった思い出があります。

日産とスバル。
GT-RニスモとWRX STI。
ああ欲しい。
世界初公開の新型レガシイは見逃しました。



ドイツ車。
BMW i8は柵で囲まれてて触れませんでした。ちぇっ。



アメ車。
個人的にはキャデラックのデザインが好きです。
最近のアメリカ車のデザインはかっこいいと思います。






リンカーンの何ていう車だったか忘れましたが、シフトレバーを廃してボタンになってました。
とうとうシフトレバーも車から無くなるんでしょうか。

会場内にはSUVやピックアップトラックを走らせる為のコース(悪路コース)が作ってあって、
試乗が出来るようになっていました。
この辺はさすがアメリカといった感じです。


数十年ぶりのオートショーでしたがまずまず楽しめました。
思いのほか家族(特に子供)に受けが良く、運転席に乗り込んで片っ端からボタン押してました。
我が家の自動車評論家が試乗中です。


冬季のモータースポーツ
全日本ラリー選手権は最終戦が通常10月から11月初旬、開幕戦が4月ですので、
シーズンオフが5カ月程度あるのですが、アメリカでは3カ月弱しかありません。
ついこの間、2013年の最終戦に出たと思ったら、もう2014年シーズンが開幕しています。
シーズン初戦は、「Sno Drift」 その名の通りスノーラリーです。
http://rally-america.com/
映像や写真を見ると、今年の北米を襲った寒波の影響か、雪は豊富にあったようで、
しかも、気温はマイナス30度に迫る寒さと、極寒の中で開催されたようです。
そこまで寒いと、クルーは車内にいるから問題ないですが、サービス部隊が大変ですね。
結果はRally AmericaのHPで紹介されてますので、お時間のある時にご覧頂ければと思います。
・・・で、おぬしはPCの前で何をしているのか、というツッコミが聞こえてきそうです。
(幻聴でしょうか)
今年の参戦計画、体制などはまだ未定です。
昨年末から、上位入賞に向け体制を整え、更によい状態で走れるよう色々努力をしていますが、
異国でのチャレンジであるが故、なかなかスムースに進まないのが現状です。
もう少ししたら計画をお知らせできると思います。
現在、日本の寒冷地では、スノーラリーや氷結した湖上での氷上走行会が行われている頃です。
筆者も日本では、冬のオフシーズンのトレーニングとして、氷上走行会に毎年行きました。
アメリカは今年クッソ寒いのですが、これくらい寒ければ氷上走行会出来ると思うんですよね。
アメリカ人そういうの好きそうだし。
で、色々探しました・・・アメリカン氷上走行会。
割といろんなところでやっている模様です。
http://www.svr-scca.com/e107/news.php
http://www.icerace.com/schedule.htm
https://sites.google.com/site/wisconsinautosportgroup/
どの程度のレベルでやっているかは見てみないと分かりませんが、HPを見た感想としては、
かなりほのぼのしたイベントのようです。
動画もありました。
視察に行ってみたい所ですが・・・家族をここへ連れていく為の口実を何か作らねば・・・

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