ラリーについてよく聞かれる質問にお答えします! その4

筆者の独断と偏見で選ぶ、ラリーについてよくある質問の栄えある第1位と第2位。



どこで練習しているの?
どこを走るの?砂漠?鳥取砂丘?


一緒にお答えしていきたいと思います。


まず、最初に結論。
我々は、砂漠も走りませんし、鳥取砂丘で練習する事もありません。


海外のラリーで、パリダカールラリー(通称パリダカ)という有名なラリーがあります。
名前の通り、フランスのパリから、セネガルのダカールまで、サハラ砂漠を横切って走破するラリーです。
昔、正月明けに、TVの地上波でパリダカが毎年放送され、砂漠を走るイコールラリーというイメージが付いたと思います。
パリダカもラリーの仲間で、パリの市街地をスタートし一般道を移動して、タイムトライアルの区間でタイムを測って速い人が勝ちです。
ですが、我々が参加しているラリーよりも、道が過酷、というか、そもそも道が無い、というか。
大平原や砂漠の中の、道なき道を行く、という感じで、より耐久色、マラソン色、冒険色が強いです。
道なき道を行くため、車は例えば三菱パジェロや、トヨタランドクルーザーのような、車高の高い、所謂クロスカントリー車が出場しています。
こういったラリーを、ラリーレイド、と呼んでいます。
日本ではラリーレイドの大会は開催されていません。
我々が参加しているラリーは、ラリーレイドに対し、ステージラリー、スピードラリー、等と呼んだりします。

砂漠を走るのは、「ラリーレイド」。

これを覚えて頂きたいと思います。


次に、モータースポーツにおける、「レース」と「ラリー」の違いについて説明します。

レースとは、一般には常設の 「サーキット」 と言われる一般道ではないレース専用コースで行われ、 多数の車両が一度にスタートして、決められた周回数で走行し、一番最初にゴールした車が勝ちです。
要は、ヨーイドンの競争で、一着をとった車が勝ち、という自動車競技になります。
日本の有名なサーキットは、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイなどがあります。
海外には一般道を閉鎖して行われるレースもありますが、日本にはありません。


次にラリーですが、ヨーイドンの競争ではなく、1台ずつ、通常1分間隔で走るタイムトライアルです。
スタート地点とゴール地点とを結ぶルートと、道中の各ポイントに到達する時間を、主催者が予め決めます。
参加者は、そのルートに従い、設定された到達時間どおりに、1台づつ、通常は前後1分間隔で移動します。
到達時間は、一般の交通の流れに従って走れば、余裕を持って着けるように設定されています。
移動区間の事を、リエゾンと言います。
地図は主催者から貰えますので、コドライバーがそれを見て、ドライバーを案内します。


ルートの中には、数箇所から数十箇所、一般の交通を遮断したタイムトライアル区間が設けられており、これをSS(スペシャルステージ)と言います。
ラリーカーはSSでも1台づつ、通常1分間隔でタイムトライアルを実施します。
短いSSだと数百メートル、長いSSだと、40㎞とか50㎞とかもあります。
各SSの合計タイムの速い車両が勝ち、という自動車競技になります。

つまり、ラリーは一般公道で行われる、と言う事です。


続いて、ラリーが行われている具体的な場所、地域ですが、

ラリーを開催する場所は、ラリーの主催団体が決め、国内のモータースポーツを統括するJAFが公認します。
北海道から九州まで、各地でラリー競技会は行われています。
しかしながら、マラソンの大会のように、人が多く住む、大きな町の真ん中で開催される事は少ないです。
真っ直ぐな道より曲がりくねった道の方が運転技術を競うには都合が良いので、ラリーのSSは山道が多いです。
山道に近い方が都合が良いので、ラリーのスタート/ゴールは、山がちな市町村に置かれる事が多いです。
山がちな市町村で開催されるので、あまり多くの人々(マラソンとかと比べて)の目に触れる事は少ないかもしれません。

しかし、中には大きな町からスタートしていくラリーもあります。
かつて行われた、日本アルペンラリー、という大きなラリーの大会は、東京のお台場がスタートでした。
WRC世界選手権ラリージャパンは、札幌市がスタート・ゴールの年がありました。
そういったラリーは、ラリーファンだけでなく、ラリーにあまり興味のない一般の通行人の目にも止まりやすく、興味を引くにはとても良いラリーだと思います。


砂漠では練習をしませんが、

サーキット、ダートトライアル場、パイロンを置いてコースを作ったジムカーナ場、凍った湖の上や雪道の特設コース、 許可を受け貸し切りにした林道や私有地、などが練習場所です。
ラリーでしかラリーの練習をする事が難しいため、ラリー経験の多いドライバー、端的に言えばベテランが有利で、 若く経験の浅いドライバーが勝つのはなかなか難しいと言われています。

追記
日本ではこんなところで練習してました。

 ・モーターランド鈴鹿(三重県鈴鹿市) 
 ・モーターランド三河(愛知県新城市)
 ・YZサーキット(岐阜県瑞浪市)
 ・オートパーク今庄(福井県南越前町)
 ・輪島市門前モータースポーツ公園(石川県輪島市)
 ・池の平ワンダーランドダートコース(愛知県豊田市)
 ・八千穂レイク氷上コース(山梨県八千穂町)


と言う事で、良く聞かれる質問に対して書かせて頂きました。

少しでもGoogle検索に引っかかって、調べている人が、なるほど、と思って頂ければよいなと思います。
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ラリーについてよく聞かれる質問にお答えします! その3

良く聞かれる質問、第3位。


スポンサーはいるの?


スポンサーと言えば一般には、お金を選手に提供をする企業、人・・・そういう認識が多いと思います。
そういう意味合いで聞かれる事が多いです。


平たく言うと、「スポンサーからナンボもろてんの?」という事をよく聞かれると言う事ですね。


筆者の場合、今は頂いていませんが、以前はスポンサー企業様より、何らかの物品を頂いて居た事はありました。
契約金を頂いた事は残念ながらありません。


世界でトップレベルのドライバーは、スポンサーと契約して、何億もの契約金を貰っています。
それは、スポンサーが、彼らにお金を出す事でメリットがある、見返りがある、と考えていると言う事です。
トップドライバーは、その契約金で飯を食っている訳です。
しかしながら、成績が悪くなるとTVに映らないし話題にもならなくなるので、宣伝効果が落ち、費用対効果が減ります。
最終的には、契約を切られたりする訳です。


では、日本ではどうかというと、


スポンサーが付かずお金が無いので、ファンから募金を募ってチームにお金を支払い、何とかシートは確保したものの、一年間チームから給料が出なかった、という小林可夢偉選手の事例は記憶に新しい所です。
F1ドライバーですらこんな感じです。

野球が好きなので野球で例えを出しますが、今はプロ野球はキャンプのシーズンです。
キャンプ・・・要は練習です。
練習なのに、地上波のニュースのスポーツコーナーでは野球選手がバンバンテレビに出てます。
翻って、レーサーやラリードライバーがTVのCMに出たり、そもそもTVに映ったりなんてことは最近は殆どありません。(筆者が子供の頃は時々見ましたが)
要は、日本ではモータースポーツは他のスポーツに比べて人気が無いんです。

と言う事で、高額のスポンサーもなかなか付きません。

が、昨今は、ホンダの今季からのF1復帰に続いて、トヨタの2017年からのWRC復帰など、リーマンショック以降暗い話題が多かったモータースポーツに、大きな、明るい話題が出てきています。
今後、更に明るい話題が出て、我々にとって良い方向に向かう流れになる事を期待しています。


ということで、高額な契約金を頂けるようなスポンサーシップを得る事はとても難しいのですが、物品を提供頂けるスポンサーはあります。
その企業の商品、物品を提供頂けるという形態が多いです。
モータースポーツでは多くの消耗品が必要です。
タイヤ、ブレーキ、ガソリン、オイル・・・全てが走れば走るだけ無くなっていく消耗品です。
よって、モータースポーツでは、物品の支給、という形のスポンサーが多いと思います。


スポンサーシップとは契約であり、契約をした以上は果たさなければならない責任が出ます。
その責任を全う出来なければ、スポンサーシップは延長される事無く終わります。
場合によっては、シーズン中の契約解除もあり得ます。
上にも書きましたが、何かを提供する側は、何かの見返りを期待している事が普通です。
(見返りを求めないスポンサーシップも中にはあると思いますが、例外的です)
スポンサーシップを受ける以上は、頂いたものと同等か、それ以上の、何らかのベネフィットを企業様にお返ししなければなりません・・・が、これはとても大変な事です。
今までサポート頂いた方々に十分恩返しが出来たかというと、まだまだ全然出来てない、と感じる今日この頃です。


今後も、応援して下さる皆様に恩返しが出来るように、頑張って行きたいと思います。

寒い!

昨日はこの冬一番の冷え込みでした。
最低気温がマイナス14F・・・マイナス25℃です。
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雪も降るので、凍結防止の為、道路には塩が大量に散布されています。
毎日の通勤で、車の塩漬けが出来上がります。
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アメリカはあまり寒いイメージが無いのですが、アメリカ中西部の寒さは北海道と同等レベルです。
マイナス2度から3度だと、最近では暖かく感じます。春の訪れを感じるレベルです。
大分体が寒冷地に適応してきたようです。

最近は朝日が昇るのが早くなってきました。
会社に着くころにちょうど朝日が昇ってきます。
いまはトウモロコシもなく、地表の低い位置の視界を遮るものがないので、昇る朝日を見ながら通勤しています。
とてもきれいですね。
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ラリーについてよく聞かれる質問にお答えします! その2

良くある質問ランキング、4位。


賞金っていくら貰えるの?


私の経験で言いますと、

賞金が出るか出ないかは、出場するイベントによりますので一概には言えません。
ですが、日本で賞金が出るラリーは一般的ではありません。

ラリーでは無いですが、筆者も過去に一度だけ、ダートトライアルの大会で入賞して賞金を頂いた事があります。
ダートトライアルとは、未舗装路(砂利道とか)を、一台ずつ車で走ってタイムを競う競技です。


筆者は主催者側の人ではないので、ラリーで賞金が出ない理由は想像の域を出ませんが、

ラリーという競技は、競技の性格上、レースのように一か所(サーキット)で行われるのではなく、広範囲で行われる為、大会を開催するのには、とても多くの労力と時間とスタッフを要します。
大会の前にも、開催許可を得るために、警察や関係する役所等との折衝があり、そこにも労力が必要です。
あとは使う道の掃除とか、事務処理とか・・・要はラリー開催にお金が掛る訳です。
と言う事で、選手やチームまでお金が回ってこないのでしょう。

主催者さんの苦労を知っているので、賞金が出なくても不満はありません。


今後、ラリーを好ましいものと考えて頂ける企業や団体が増え、ラリーにお金を出すだけの価値を認めて貰えれば、いずれはラリーの大会に大きなスポンサーが付き、選手は賞金という形で恩恵を貰える時代が来るかもしれません。

今後、ラリーが更に一般に認知されて、多くのお客さんが見に来て下さって、チケット収入が増えれば、主催者も潤うでしょうし、また選手に賞金を出すまではいかなくても、お客さんがたくさん来ることで、選手がスポンサーを獲得する時には有利になるでしょう。
みんながハッピーになれるわけですね。

筆者が出来ることは、まずは自分の周りで、ラリーという競技を知っている、興味がある、見てみたい、という方、言い方を変えると、脈のある方、を増やしていく事かと思います。


さて、以上の通り、賞金は基本出ませんが、ラリーの競技会にスポンサーが付く事は良くあります。
企業スポンサー、個人スポンサー、ラリーが行われる地方自治体や団体の後援、など色々あります。
そういった方々から、入賞者に賞品を出して頂ける場合があります。
オイル、タイヤといった自動車用品から、その地方の名産品、特産品などを頂ける事が多いです。
筆者も過去に、自動車用品はもちろんのこと、


・そうめん
・味噌
・米
・じゃがいも
・たまねぎ
・ジュース
・お酒
・ゆずこしょう
・ポン酢


などを頂いた事があります。
写真は全日本ラリーで入賞して頂いた商品の一例です。
米、うどん、そうめん、ラーメン・・・かなり嬉しいですね。
生活の足しにさせて頂きました。
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全日本選手権はJAF(日本自動車連盟)のタイトルが掛っているので、JAFからもメダルとか楯とか・・・の商品は出ます。

そんなところですね。


ちなみに、全米ラリー選手権の表彰式にも出席しましたが、賞金はおろか、商品も殆ど有りませんでした。
優勝楯位ですね。日本の方が恵まれてるかも・・・
あとは、じゃんけん大会みたいなのがありました(笑)これは全てのクルーが対象でした。
筆者はケン・ブロックのTシャツを貰いました。

ケン・ブロックをご存じない方は、ウィキペディアあるいはYoutubeで調べてみて下さい。
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海外だと、賞金という形では無いですが、自動車メーカーや自動車ディーラーがお金を出して、ワンメイクラリー(同じ車で競われるラリー)を開催し、若いドライバーを競わせ、成績優秀者には更に上位のクラスで戦えるようにサポートして貰えたり、といった特典があります。
日本でもレースだとそういった制度がありますが、ラリーには無いですね。

全米選手権は、スバル車ユーザーは先着10クルーのエントリーフィーが割引になります。
これも賞金では無いですが、選手への恩恵という意味では大変ありがたい試みです。


と言う事で、賞金についての疑問、ガッテンして頂けましたでしょうか?

ラリーについてよく聞かれる質問にお答えします! その1

ラリーをやっていると良く聞かれる質問というのがあります。
ラリーの競技者にとっては常識ですが、一般の方にとっては素朴な疑問。

連れ合いがいつも言います。

「お前のブログは車好きしか理解出来ない専門用語が多くてワカラン!」

はい、ごめんなさい。



ということで、

今日は、ラリーについてそれほど詳しくない方々が抱く素朴な疑問に、答えて行きたいと思います。
スポーツ観戦は、ルールが分からなくてもそれなりに楽しめますが、ルールがわかるとより一層楽しめます。
ラリーに関する疑問についてグーグル検索した時に、本ブログが引っかかれば良いなと(笑)
そして、本ブログをきっかけに、少しでもラリーに興味を持って頂ける方が増えればよいなと思います。

たまにはラリーの事を書かないとね・・・


さて、ラリーについてよくある質問を、筆者の独断と偏見でランキング形式にしてみました。

第5位。

なんでナビゲーター(コドライバー)が乗っているの? カーナビじゃダメなの?

第4位。

賞金いくら貰えるの?

第3位。

スポンサーはいるの?

第2位。

どこで練習するの?


そして、栄えある第1位。


ドロドロドロ・・・


デデン。



どこを走るの?砂漠? 鳥取砂丘?



ラリーをやっている方なら一度は聞かれたことがあるでしょう、これらの、いたって素朴な質問。
一つ一つ、丁寧にお答えしていきたいと思います。


まずは第5位の、 なんでナビゲーター(コドライバー)が乗っているの?
カーナビじゃダメなの? について。


結論から言います。

ダメです。


えっと、まずラリーの選手は2名というのが大前提です。
その2名の選手の事を、クルー、と言います。
クルーは、ドライバー(運転手)と、ドライバーの助手で構成されます。
ドライバーの助手は、ナビゲーター(道案内)、またはコドライバー(副運転手)といいます。

ラリーとは、許可を受け一般車の交通を遮断した、数か所から十数か所の公道区間で、一台ずつ、
通常は1分間隔でスタートしタイムトライアルを行い、その合計タイムが速い人が勝ち、というルールです。

当然、ドライバーは速く、正確に走る事が求められます。
コドライバーは、道案内だけでは無くて、ドライバーが速く走る為の手助けをします。
道案内だけならカーナビでも出来ますが、ドライバーが速く走る為のサポートは機械では無理なんです。


速く走る為のサポートって何? と言う事ですが、


ラリーは、タイムを計測するSS(スペシャルステージ)と、SSとSSの間の移動区間(リエゾン)に分かれます。
ラリーに参加するクルーは、通常、ラリースタートの前日迄に、全てのSSを決まった回数に限り試走出来ます。
これを、レッキ、といいます。
レッキは2回まで、というのが一般的のようですが、全米選手権は1回のみ許されます。

ここで、試走と言っても、レッキでの全開走行は出来ませんし、やってはいけません。
やったらそのイベントから追放、あるいは違反切符を切られます。
全米選手権では、オフィシャルがスピードガンを持って時々計測しています。違反したらペナルティです。
レッキでは、その道に設定されている制限速度の範囲内で走り、その中でSSの状況を全てチェックします。
ドライバーは運転しながらカーブの曲がり具合、直線の長さなどの情報をコドライバーに伝えます。
コドライバーはそれを鉛筆でノートに書きます。
そのノートを、ペースノート、と言います。

鉛筆で書いたものを清書するコドライバーもいれば、PCでプリントアウトするコドライバーもいます。
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本番では、コドライバーが読むペースノートを聞いて、ドライバーはSSをアタックし、タイムを競います。
コドライバーはドライバーと息を合わせ、如何にドライバーが「情報を欲しい」と思ったタイミングでノートを読めるか、 これの優劣で相当タイムが変わります。
コドライバーがドライバーをコントロールする訳です。

走行中には、ドライバーから指示を出して、ノート読み上げタイミングの微修正をする事があります。
これが、機械では中々務まらない所だと思います。
優秀なコドライバーは、ドライバーの走りやペースを感じて、指示のタイミングを変えたりするそうです。
筆者はドライバーなので、詳しい事は分かりませんが。


そんなことして酔わねーのか?という質問ですが、


はい、酔います。

少なくとも筆者は。

でも、全日本選手権ともなると、酔っている方は見た事が無いです。
極限の集中をしているからなのか、「アネロンニスキャップ」を飲んでいるからなのかは分かりませんが。
筆者も子供の頃、車酔いしやすい体質だったので、アネロンには大変お世話になりました。
ちなみにアネロンはエスエス製薬の商品です。
エスエスとは、これまたラリーの為にあるような酔い止め薬と製薬会社さんですね。


脱線しました。



通常、ラリーカーにはドライバーとコドライバーが通信、会話出来るシステムが搭載してあります。
インターカム、あるいは略してインカムと言います。
ラリー用のヘルメットの耳の所にはイヤホンが、口元にはマイクが、それぞれ付いています。
ヘルメットとインカムとを結線して、お互いが会話したり、指示を聞いたりします。
ラリーカーの中は非常にうるさいのですが、ヘルメットにはノイズ対策がされているので、
お互いの声は非常に良く聞こえます。
この通信システムが何らかの原因で不調になると、コドライバーからの指示が聞き取れませんので、
タイムロスする事が多いです。 筆者も過去に何回か経験しました。
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あとは、ラリー中の情報収集もコドライバーがやる事が多いです。
例えば、ライバルとのタイム差、ライバルのタイヤチョイス、路面や天候の状況、おいしいレストラン情報、食料品の安売り情報、出玉情報・・・などなど。
ドライバーにも色んなタイプがいますが、筆者はラリー中にあれこれ気になってコドライバーに聞く、そわそわタイプ(笑)だと思います。
コドライバーには、知らない事でも知っているように教えて貰えると、筆者はとても安心します。
どうせ大した事は聞いてません(笑)


その他、コドライバーは、ドライバーが運転だけに集中して走れるよう、雑多の事を全て引き受ける、
という方が多いようです。
例えば、タイヤのエア圧チェック、トルク確認、サービスへの指示、時間管理、スケジュール管理、など。
ラリーの戦略立案も、コドライバーがやっている事が多いように思います。
ここで、戦略とは、このSSで勝負を掛けるぞ、とか、明日は雨だから今日は飛ばすぞ、とかです。
この辺りはドライバーがやる、というクルーもいます。
要は、ドライバーがどうして欲しいか、で決まります。

筆者も昔は、タイヤのエア調整やタイヤの締め付け確認など、SS前に全部自分でやっていました。
SS前は緊張がピークなので、そういったルーティーンワークをやる事で、気分を落ち着ける感じです。
相撲取りの立ち合いの前の所作仕草に近いものがあります。
高見盛の気持ちはめっちゃ分かります。

でも、今は年をとって面倒くさくなったので(笑)コドライバーに任せたいです。

勿論ラリーは決められたルートで時間どおりに行動しなければならないので、道案内も最重要任務です。
道を間違えたりしたら、間違いなくドライバーにどやされます。
次のSSまで辿り着けなければ、最悪失格です。

コドライバーに多くの仕事を受け持って貰って始めて、ドライバーは集中して走れる訳です。
足を向けて寝られません。


以上ですが、どうですか。
ラリーのコドライバーって凄いでしょ?


これで、カーナビでもいいんじゃない?なんて質問は無くなるでしょう!


書き始めたら意外と一杯書く事があったので、続きは次回に持ち越したいと思います。

TOEIC再び その2

TOEICの結果が出ました。

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過去最高なのはもちろん嬉しいのですが。
でも、800位はいったと思ったのに・・・

800とか900とか取る人は凄いですわ。


ともあれ、当初の目標は達成できました。

TOEICの点数を上げる事で得られる、とある恩恵を最近知りましたので、そこまで到達する事を
新たなモチベーションにして、引き続き精進したいと思います。

あとは、日常会話をもっと流暢にしたい・・・

TOEIC再び

先週、アメリカ駐在に来て5回目のTOEICを受験しました。

日本からこちらに来る前に1回、TOEICを受験した事があります。
その時のスコアは、350点位。 (満点は990点です)
350点とは、TOEICのランクではDランク。

TOEICのHPには、

400-495 : 看板を見てどんな店か、どんなサービスを提供するか理解する事が出来る

とあります。

つまり、看板を見てもどんな店か分からないレベルだったと言う事のようです(笑)


ともあれ、筆者の赴任当初、3年で730点を取ろう、という目標を設定しました。
730点以上取ると、Bランクになります。

こっちに来てからは、日常業務を通じて勉強し、会社の行き帰りにはCDを聞いて聞く力を鍛え、
1年でガツンと点数が上がりました。

そこから半年毎に受けたTOEICテストでは、各回で大体50点程度、点数を上げて来ました。
ですが、ちゃんとした勉強をせず、日常の業務とCDを聞くだけでは頭打ち感が出てきていました。

昨年の2月から、会社から帰宅後に週に1回から2回、家庭教師に家に来て貰い、
会話練習と文章を読む練習、TOEIC対策の勉強など、1回2時間の勉強をこなしてきました。

前回のテストでは、目標に対して5点不足・・・
今回は、前回点数が悪かったセクションを重点に置き、早く読み、正確に理解する訓練をしてきました。
TOEICは時間との戦いです。
とくにリーディング問題は、75分で100問を解かなくてはいけません。
早く文章を読んで、要点を捉え回答する必要があります。

結果、今回のテストでは、始めて時間が余りました・・・


・・・


・・・


世の中には英語がペラッペラな人が一杯いるの知ってます。
TOEICなんて、満点近く取る人が一杯いるのも知ってます。
でも、言わせてください。


おれ、やったよ。。。


と言う事で、今まで終了5分前と言えば、問題に辿りつけず、残ったマークシートを適当に塗りつぶしていく、

「BとCをヌリヌリ作戦」

に明け暮れていたのが、何と今回は終了5分前に全ての問題を解き終え、回答を見直す余裕がありました。
努力は裏切りませんね。


と言う事で、過去最高の手ごたえを持って、今スコアが帰ってくるのを待っているところです。

もちろん、TOEICの点数で英語力の全てを測れるものでは無いんですけどね。
ただ、点数で表されるので、進歩が見えやすいです。

これで点数が下がってたりしたら、この記事は消して、無かった事にします(笑)


さて、どうなることやら。

暖かい週末・・・

先週末は、最高気温が摂氏12度くらいと、インディアナの冬では珍しく暖かい週末でしたので、
子供達を連れて、近所の公園に遊びに行ってきました。
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冬になると、我々だけじゃなくアメリカ人も寒過ぎて外では基本的に遊ばないので、
遊ぶ子供(大人も)や、通行人も含めて、屋外で人の姿を全く見かけなくなります。
が、この日はわらわらと湧いて出て来ました。

この公園は、先日遊具をリニューアルして再オープンしたばかりなので、子供達にとっては初遊具。
狂ったように(笑)遊んでいました。
暖かくて雪が溶けたので、自転車の練習も出来ました。
ブレーキの使い方を知らなかったので、教えておきました(笑)
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筆者もちょっと体を動かそうと、子供に混じってジャングルジムに登ったら、
4年履いたジーンズが、音を立てて豪快に破れましたorz
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これまた、ピンポイントな場所が破れましたね。
露出の罪で捕まりそうです。

長男が、


「おうちに帰るまで、僕が手でずっと隠しながら歩いてあげる」


と言ってくれました。
やさしい息子です。

余計目立ちますので、丁重にお断りしました・・・


また今日から氷点下の冷え込みとなり、寒いようです。

いまさらですがご挨拶

本ブログをご覧の皆様、2015年も、No Rally No Life をどうぞ宜しくお願い致します。

アメリカ生活ももうすぐ丸4年を迎え、4月からは5年目に突入します。

こちらでの生活にも慣れ、アメリカ人の友人も出来、語学力も4年前を思えばとても上達しました。
2011年の3月31日に、不安な気持ちでインディアナポリス空港に降り立ったのが遠い昔のようです。

最近はすっかり旅ブログと化しておりますが(笑)
常に頭の中にはラリーがあり、どうやってラリーに繋げるかを考えて行動しています。
自分の夢に向かって、着実に前進しているという実感はありますよ。

そもそも、ラリーとは、再び集まる、という意味です。
世界中から、各地のラリー会場に仲間が集い、共に走り、そしてまたそれぞれの家へ戻って行く。
2013年、2014年のラリーアメリカ参戦では、インディアナから、ノースカロライナから、ミシガンから、
そして日本から仲間が集まり、共にラリーを戦い、帰って行きました。
ラリーに出ると言う事は、旅をするようなものです。

アメリカに住んでいる時しか出来ない事をやり、行けない所に行き、見れないものを見る。

ラリーも含めて、引き続き、好奇心旺盛にやっていけたらと思います。


えーと、各方面では今期の活動計画や参戦計画が次々と発表されていますね。
既にアメリカでは、全米選手権(ラリーアメリカ)第1戦が開幕しました。
ミシガン州アトランタで行われた、Sno Drift、その名の通りスノーラリー。


WRC(世界ラリー選手権)もERC(ヨーロッパラリー選手権)も開幕し、
日本でも東日本選手権や北海道選手権などの地方選手権で、 スノーラリーがまっ盛り。

筆者もかっこよく参戦計画をブチあげたい所ですが、


が・・・


今年の予定は、まだ未定です。


後日決めたいと思いますので、少々お待ち下さい。


いずれにしても、今年もチャレンジしていきますので、引き続きご声援よろしくお願い致します。