アメリカはスポーツ観戦天国です
車で30分走れば、殆ど渋滞も無しにプロスポーツを見に行けます。
スタジアムの周りには駐車場が沢山あって、しかも安い。たいてい5~10ドル位ですね。
インディアナポリスなら、NFL(アメフト)NBA(バスケットボール)マイナーリーグ(3A)だけど野球、そして北米リーグサッカー(NASL)を見ることができます。チケットもNFL以外は10ドル位からあります。
そして何といっても、インディアナポリススピードウェイがあり、インディ500、MotoGP、NASCARが開催されています。
ちょっと足を延ばしてシンシナティに行けば、MLB(シンシナティレッズ)があります。
筆者もすっかりスポーツ観戦が日常と化しています。
一時帰国から帰って、スポーツ観戦2連戦に行ってきました。
まずは、サッカー北米リーグ(NASL)インディイレブン。
以前も言いましたが、このチームは出来たばかりで、サッカーはしょっぱい!
ですが、サポーターは熱い!!
当日は珍しく?3対0でインディイレブンの圧勝。
得点が入ると、サポーター席からは発煙筒が上がり、イギリスやイタリアのサッカースタジアムを疑似体験出来ます(笑)


その翌週は、シンシナティまで足を延ばして、MLBのレッズ対マーリンズを見に行ってきました。
イチロー選手が初めてシンシナティにやってくるという、野球ファンとしては見逃せない試合だったからです。
試合前の練習。フェンスにかぶりついてイチローを観察します。

練習も終わり、イチローの定位置、ライトに一番近い席に陣取り、準備万端・・・

イチローはスタメン落ちでした・・・
会社の同僚も誘って観戦したのですが(チケットは筆者が予約)やっちまった感が漂っておりました。
誰だかわかんねーアメリカ人のケツを見に来たんじゃねーよ、という愚痴が聞こえたり聞こえなかったり。
マーリンズのライトはメジャーでも有数のスラッガーなんですけどね(ジャンカルロ・スタントンです)
あ、一応イチロー出場しましたよ。代打で。
結局ライトの守備に就くことはありませんでしたが(笑)

まあでも、本当に毎回MLB観戦はわくわくしますね。
子供の頃の心に帰れるという感じでしょうか。
お約束の写真を撮って終了。お疲れ様でした。


リニア鉄道館

プラレールで遊んで長男ご満悦。

普段座れないグリーン車のシートに座って次男もご満悦。

懐かしの117系。
筆者は一時これで、JR岐阜駅から高校に通っていた事があります。
もう20年位前の事ですね・・・

中は昔のまま。青春時代を思い出しました。

という事で、鉄分補給のお話でした。


2015年ラリー参戦計画
現在、筆者はアメリカで2つの事を進めています。
一つ目は、筆者が勤める会社(Honda Manufacturing of Indiana LLC)にレーシングチームを設立する事。
二つ目は、今年のラリー参戦体制の構築と実際の参戦準備。
まず、Honda Manufacturing of Indiana(HMIN)レーシングチーム設立について。
筆者の勤務するHonda Manufacturing of Indiana(HMIN)は、2008年に量産車の生産を開始した、まだ若い工場です。
若い工場ゆえ、勤務するエンジニアも経験が少なく発展途上です。
日本人駐在員として、彼ら若いエンジニアを育てる、というミッションを会社からは期待されています。
筆者は、21歳から始めた自動車ラリー参戦を通じて、多くの知識と経験を得ることが出来、それは筆者のもう一つの顔である、自動車エンジニアとしての業務に大きく生かされてきました。
自動車ラリー活動を通じて筆者が育てられたのと同じように、若いアメリカ人エンジニアをラリー活動を通じて育て、自社製品の事を理解し、運転する楽しさを知り、チームワークを磨き、最終的には彼らが独自にラリーやレースをやるようになれば、彼らのキャリアにおいてとても良い事だと思うし、従業員が成長する事で、会社にとっても良い事だと思い、会社及び従業員を巻き込んだラリー活動をやりたい、とずっと思っていました。
しかし、残念ながら、今までHMINにはレーシングチームがありませんでした。
理由は色々あると思います。お金が掛かる、やりたいという人がいない、やり方が分からない、など・・・
そこで昨年から、HMIN内にレーシングチームを作る活動を始めました。
しかし、幾ら筆者が突っ走っても、肝心のアメリカ人が付いて来れなければ意味はないし、筆者が日本に帰ったら頓挫してしまうレーシングチームでも意味はありません。
昨年から少しづつ、アメリカ人の意識改革などの下地作りを始め、昨年筆者の同僚(Ojibwe Forest Rallyに来てくれたHudson)をラリーの現場に連れて行き、彼を巻き込んで一緒に従業員アンケートを取ったり、マネージャーとの折衝を始めたり、プレゼンテーションをしたり、と少しづつ進めてきました。
彼は途中で転職していなくなってしまいましたが、筆者と彼の意志を引き継ぐメンバーが現れ、一緒に進めてきました。
先日、それらの集大成として、HMINのトップ(アメリカ人です)にプレゼンを行い、レーシングチームの設立と、我々の工場内設備を活用した競技車両の整備やラリー準備を認めて貰う事が出来ました。
今はまだ、会社に公認された同好会的な位置づけですが、まずはそこから、第一歩を踏み出せる事になりました。
ゆくゆくは、大きなレースの大会に参加出来るような、強くて技術のあるチームに育って欲しいと願っていますし、筆者のラリー活動が、それに繋がる第一歩として役に立てば嬉しいです。
これがHMINレーシングチームの設立に関する概要です
つぎに、今年のラリー参戦イベント、マシンなどについて。
今年もラリーアメリカ(全米ラリー選手権)に参戦を計画しています。
参戦イベントは、
・8/27~29 Ojibwe Forest Rally(ミネソタ州)
・10/16~18 Lake Superior Performance Rally(ミシガン州)
の2戦を予定しています。
車両は今までの2001年式フォードフォーカスZX3を止め、2008年式ホンダシビックSi(FD2)にスイッチします。
車両は、オハイオ州のホンダR&Dアメリカズ社内チームであるTHR(Team Honda Research)より借用し、上で説明したHMINレーシングチームを母体として整備やモディファイを行い、昨年までと同様、2WDクラスにエントリーします。
シビックSiとは、北米におけるシビックのホットモデルで、エンジンはType Rと同じくK20エンジンですが、エンジンのチューニングレベルや使用ガソリンの影響で、Type Rの225psに対し、Siは200psとなります。
フォーカスに対しエンジンパワーが大幅にアップしますし、且つ2009年までラリーで走らせていたFD2シビックとほぼ同じ車体を使う事で、過去のノウハウが活用出来、結果として昨年より戦闘力は向上するものと考えています。
このマシンで、ラリーアメリカにおける好成績、具体的には2WDクラス優勝を、チーム一丸で獲りに行きたいと思います。
これが今年のラリー活動に対する計画の概要です。
と言う事で、やっと今年の活動概要が発表出来ました。
ここまで来るだけで疲れましたが、実際のラリー参戦準備はこれからです。
まだまだ、やらなければならないことは沢山あります。
チームのほうも、自らのラリー準備も。
前例の無いチャレンジなので常に暗中模索状態、手さぐりでの活動ですが、これが今筆者が置かれている環境、立場、状況で出来るベストの事だと信じています。
計画通りに進められるよう頑張りたいと思いますので、日本から、海外から、ご声援を頂けますようどうぞ宜しくお願い致します。

一時帰国・・・再び集う=ラリー
一日30時間くらい欲しかった・・・
やりたい事の半分くらいしか出来なかったですが、それでも限られた時間でやれるだけの事はやったかと思います。
日本はどうだった?とアメリカ人や日本人の同僚から良く聞かれます。
日本は一言で言うと、
「楽」
何もかもが楽。
余計な事を考えなくてもいい。
余計な事とは?
遠出をしても、最悪の事、例えば事故ったらどうしよう、タイヤがパンクしたり、車にトラブルがあったらどうしよう、家族が調子悪くなったらどうしよう、などを考える必要がない。どうにでもなる。
電車やバスが時間通りに来る。時間通りに着く。適当な理由で運休しない。
飲食店で自分の好きな時に好きなものを注文できる。そしてそれがちゃんと出てくる。
トラブルが起きても言葉が通じる。
など・・・
アメリカでは日常生活するうえで、色んなリスクやワーストケースを考え、常に想定し構えておかないといけない、要はずっと気が張っている、のですが、日本では社会システムが充実し且つ信頼出来るのでリスクは少なく、またワーストケースが発生しても言葉が通じ、勝手がわかっているのでどうにでも対応出来る、という安心感がある。
ですので、日本での生活は本当に楽です。
知らない間に物凄くストレスを溜めていましたが、日本で大分リラックスすることが出来ました。
さて、一時帰国中に、今年の4月に新装オープンした「アールエスタケダ」様を訪問し、お祝いを渡し、ラリーアメリカ参戦の報告会もやらせて頂きました。
とても明るくきれいな店舗になり、かれこれ17年位お付き合いしている筆者としても感慨深いものがありました。

報告会(トークショー)の様子はこちら。
http://rstakeda.blogspot.jp/2015/06/blog-post_6.html
報告会では、4年ぶり、5年ぶりにお会いする方もお見えになり、久しぶりにお話をする事が出来て良かったです。
トークショー後には、今年からラリーを始めよう!という方に対する「ラリー講習」のお手伝いもさせて頂きました。
短い時間でしたが、何かを掴んで頂ければ嬉しいです。
別の日には、BRIGブレーキパッドでお馴染みの「株式会社ブロンコバスター」様を訪問させて頂きました。
筆者は地区戦の頃から、かれこれ10年以上BRIGブレーキパッドを使わせて頂いています。
ラリーアメリカ参戦においても、お忙しい所、フォードフォーカス用のスペシャルパッドを作成して頂きました。
そのお礼という事で、埼玉県まで行ってきました。
丸山社長とお会いするのも4~5年ぶりになります。元気な所をお見せできて良かったです。

日本でのラリー参戦で大変お世話になった、株式会社アイエイテクニカの稲垣社長、株式会社内部トレーディングの野呂社長にも、駐在前に壮行会を催して頂いて以来4年ぶりにお会いし、アメリカでの活動の報告をさせて頂きました。
ラリーアメリカ参戦記事を「月刊プレイドライブ」に掲載頂いたお礼に、合同会社サンク様も訪問させて頂き、お忙しい所河野社長、伊吹編集長にお時間を頂きました。
筆者の以前の職場にも4年ぶりに出社?し、あいさつ回りをさせて頂きました。
皆様どうもありがとうございました。
本当はもっと多くの方々のところへ伺いたい所ですが、時間の関係上行けなかった所も多く、残念です。
そして、多くのラリー関係者、ラリー選手と再びお会いし、楽しくラリー談義が出来たのはこの上ない喜びです。
皆さん忙しい所駆けつけてくださり、本当にありがたいことです。
「ラリー」とは、再び集まる、という意味があります。
ラリーを通じて、多くの仲間や友人、恩人と再び集う事が出来ました。
以前も書きましたが、ラリーを通じて、色んな立場や職業の方々と知り合い、仲良くなれる。
ラリーを長年やってきて得ることが出来た、かけがえの無い財産だと思います。

一時帰国・・・その他
母校です。
筆者が卒業した時は新しい学校でしたが、ずいぶんと老朽化していました。
築山もずいぶん風化して低くなっていました。
校庭では、筆者の年の離れた後輩たちが野球の練習をしていました。


ふっと野球がしたくなったので、またまた思い出の場所「中日バッティング」へ。
多分岐阜の野球少年なら知らない人はいないでしょう。
ここは20数年前と全く変わっていませんでした。
1ゲーム25球。昔は4ゲームも5ゲームも打ち込んでいましたが、今では1ゲームで息が若干上がる(笑)

地元の友人たちにも会いました。
かれこれ20数年付き合ってます。長い付き合いになりました。
彼らと話していると、時が昔に戻ります。
忙しい所来てくれて感謝です。
さて、一時帰国の楽しみといえば、それはもう「食べること」
安くてうまい、日本のB級グルメが大きな楽しみです。
筆者の田舎は岐阜ですが、名古屋文化圏ですのでいわゆる「名古屋メシ」が筆者のソウルフードです。
久しぶりに一通り総ナメしてきました(笑)
どて煮。

味仙の台湾ラーメンと、コブクロ・青菜炒め・酢豚の強力カルテット。

山本屋の味噌煮込みうどん。

第2の故郷?である鈴鹿(実際は亀山ですが)の「亀八」。

岐阜の「丸デブ」中華そば。

スガキヤのラーメンと、山ちゃんの手羽先も食べましたよ。
一心不乱に食べてしまったので写真はありませんが・・・
日本の食べ物は本当にサイコー!

憧れの先輩と
かつて、スズキが世界ジュニアラリー選手権(JWRC)に出場していた頃、ワークスドライバーとして抜粋され世界を転戦した、
丹羽 和彦選手
と、一緒にサーキットを走ってきました!

車はホンダフィット(GD3)で、場所はモーターランド鈴鹿。
モーターランド鈴鹿を走るのは4年ぶり?いや5年ぶりくらいかな?
丹羽さんの車をお借りして、シートをシェアして走らせて頂きました。

2名乗車でも結構元気に走りますね。
フィットで走ると、モーターランド鈴鹿のインフィールドが結構楽しい。
サーキット入門車としてはちょうどいいサイズとパワー、そして安さではないでしょうか。
その後、亀山の亀八食堂で、こちらも5年ぶりくらいの「みそ焼きホルモンうどん」を食べ、コメダでお茶を飲み、さながらデートのようでした(笑)

昔の話やヨーロッパのラリーの話、レースの話などいろんな話が聞けて嬉しかったです。
現在丹羽選手は、鈴鹿クラブマンレースのフィットレースにGK5フィットで参戦されています。
どうもありがとうございました!
そしてフィットレース頑張ってください!
http://www.niwaracing.biz-web.jp/index.htm#

一時帰国
やっぱり日本はイイ!
食事はうまいし、トイレはきれいだし、言葉は通じるし・・・
アメリカ生活で入りすぎた肩の力を一気に抜いている感じがします。
さて、先日は家族を連れて鈴鹿サーキットに行ってきました。
鈴鹿サーキットには、子供が乗り物に乗って、自分で運転操作して楽しめる乗り物が一杯あります。
うちの子供たちも、車、電車、重機・・・と色々乗れて楽しんだようです。
電車には運転士の帽子が、重機にはヘルメットが被れるようになっていて、芸が細かいです。
次回はバイクにも乗せてあげたいですね。



上手に出来ると、免許証が貰えます。
子供が車や乗り物に興味を持つきっかけになる、素晴らしい仕掛けだと思います。

その後、家族は実家に行かせゆっくりして貰って、筆者は元同僚やお世話になっている方々に会うためにあちこち飛び回っています。限られた一時帰国の期間ですので、忙しいです。

| HOME |