久万高原ラリー2016 プレビュー
ツールド九州を終えて、走行会イベントや近隣のミニサーキットでテストを繰り返し、車両のセットアップに努めてきました。
得られたデータを基に、エナペタル様にはダンパーをアップデートして頂きました。
ありがとうございます。

チーム監督のアールエスタケダ武田社長と打ち合わせのもと、マフラーとエンジンECUも変えて頂きました。
ありがとうございます。

他にもいくつか、手を加えて頂きました。
まだまだ万全とは言えないかもしれませんが、改善できる所は改善して、次戦に臨む計画です。
改善したところからトラブルが出ることも考えられますから、トライアンドエラーの試行錯誤は暫く続くと思われます。
ですが、苦労した分はノウハウになり、それがチームや自分自身を成長させてくれます。
早く車を仕上げて、自分自身も成長し、JN-6クラスの争いに加われるように頑張りたいと思います。
さて、今回の久万高原ラリーですが、多分全日本ラリーとしては史上初めて、ターマックラリーでSS総距離が150㎞を超える、 かなり壮大なスケールで争われるラリーとなります。
SSの距離が長く、アップダウンも多いので、ブレーキ温度や水温、油温、タイヤ等に非常に厳しいラリーになる事が予想されます。
また、標高が高い故に、非常に天候が変わりやすく、昨年のこのラリーも雨が降って、リタイア続出の荒れた展開になりました。
SSの路面には苔が生えている場所も多く (道が緑色になっています・・・) 雨が降ると非常に滑ります。
いや、雨が降らなくても滑ります。
餃子の王将の床か、久万高原ラリーのSSか、というくらい滑ります。
王将の床で、150㎞かけっこすると思って頂ければ、大変さが伝わると思います。
しかも、滑って転ぶと崖から落ちます(久万高原ラリーは結構な断崖絶壁のところを走ります)
路面もバンピーで、恐らく日本で一番タフなターマックラリーだと思います。
↓↓昨年の久万高原ラリーダイジェスト動画です。
しっかり走り切れれば相当な経験値を手に入れることが出来ますので、是が非でも走り切りたいと思います。
そして、少しでも上の順位を目指し頑張ります。
久万高原ラリーのHP
久万高原ラリー ステージタイム速報
我々「IAテクニカ・BRIG・エナペタル・ガルフ・ランサー」はゼッケン9番です。
ラリーファンの皆様、ご声援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

モータースポーツイベント参加の報告
筆者は、ドライビングレッスンクラスの講師として、6年ぶりに参加させて頂きました。
今回はドラレククラスに8名の参加者があり、殆どの皆さんがタイムアップしたり、ドライビングが上達したりと、 喜んで頂けたようで良かったです。


©コウザキフォトサービス
しかしながら、走行会全体としては、幾つかのアクシデントがありました。
幸い怪我は無かったのですが、車が壊れてしまった方々もいました。
サーキット走行をする以上、ある程度のアクシデント発生は仕方のない所です。
車であれば、壊れても直せるし、交換も出来ますが、人間はそうはいきません。
安全装備をしっかり身に着け、出来るだけシートベルトは4点以上、とにかく安全第一での走行をお願いしたいと思います。
先週は、富士スピードウェイにて行われた「モーターファンフェスタ」に参加してきました。
筆者は初めて富士スピードウェイに行きましたが、素晴らしいロケーションで、非常に雄大なコースでした。


ですが、天候が悪く、朝から雨、そして霧・・・
天気予報には雨マークなど全く無かったのですが。完全に山の天気でした。
しかも寒い!
初夏の陽気と考え、上着を持ってこなかった筆者はガクブル状態でした・・・
富士の天気をなめてましたね。
イベントの方ですが、ドレスアップカーやドリフト車両、パーツメーカーのブースがあって、自動車メーカーはかつての ワークスマシン、例えばマツダ787Bやら、コリン・マクレーが乗ったインプレッサWRカーやら、トヨタTS020やら、 あとはどうやって持ってきたのか分かりませんが、レイトンハウスF3000やらラルースランボルギーニF1やら・・・
展示物は結構面白かったです。



コースの方では、フェラーリF1のデモ走行など、色々催し物が企画されていたようですが、雨と霧の為殆どが中止。
D1グランプリ参戦車のデモ走行があった位で、ちょっと残念な結果だったようです。
そんな中、我々はラリー普及活動に勤しみ、ブースに来ていただいた皆様には運転席に座って貰ったり、 エンジンかけて吹かしてもらったりと、大バーゲン状態で楽しんで頂きました。
少しでもラリーに興味を持って頂ければよいかなと。
富士からの帰りに、静岡が誇るハンバーグ屋「さわやか」に、十数年ぶりに行ったのですが、なんと2時間待ち・・・
ということで断念し、別の場所で食事しました。
懐かしの「さわやか」、またの機会の楽しみに取っておきます。

がんばれ熊本・大分
筆者は九州が大好きです。
アメリカから一時帰国した際も、限られた時間の中で別府、湯布院、熊本、天草を旅行しました。
友人知人も九州に大勢います。
子供達もくまモンが大好きです。
家族みんなで心配しています。
熊本、大分の被災地の方々は、しばらく大変な日々が続くと思いますが、頑張ってほしいと思います。
筆者は、自分が被災地に出来る事を考えて、行動していきたいと思います。

全日本ラリー開幕戦ツールド九州完走しました
ぶっつけ本番で、車と人とのシンクロ率が低い中でのラリーとなりましたが、SSを走る毎に車にも慣れ、ターマックを走る感覚も思い出してきました。
致命的なドライビングミスやメカニカルトラブルはなく、ほぼトラブルフリーで完走できました。
今後、得られたデータをフィードバックしながら車も仕上げ、テスト・練習もしてタイムを上げていく必要がありますので、非常に大変になると思いますし、ドライバーとして責任も感じていますが、とてもやりがいがあります。
また、今回の完走という結果で、全日本ラリー最高峰JN-6クラスへの挑戦という新たなチャレンジ、その第一歩を踏み出せた事を、今は素直に喜びたいと思います。
また、多くのドライバー、コドライバー、オフィシャル、ギャラリーの皆さんにお声掛け頂いて嬉しかったです。
筆者の事を覚えていて下さって、ありがとうございます(笑)
セレモニアルスタート前

唐津神社で安全祈願の後、恒例の選手集合写真撮影、を選手側から撮影

サービスパーク

次戦は4月30日から5月1日にかけて、愛媛県久万高原町で行われる「久万高原ラリー」に参戦します。
ご声援のほど、宜しくお願い致します。

ツールド九州2016:レッキ/車検
今日は朝7時からレッキ(コースの下見)を行いました。
全てのSSを2回ずつ回って、コースの状態を確かめ、本番で使うペースノートを作ります。
村瀬・宮部組でペースノートを作るのは久しぶりなので、ちょっとスムースに行かない部分があり、結構時間が掛かりました。
レッキが終わったのが昼の2時くらい。
そこから競技車両の車検を受け、ラリーにおける緊急時の対応の講習を受けて、ラリーカーのやり残しの作業をやったら、日が暮れてしまいました・・・
夕食のちゃんぽんをかきこんで食べて、今ホテルに戻りました。
これからレッキで撮影したビデオを見ながら、ペースノートの清書をコドライバーとともにやります。
コースはこんな感じです。
昨日降った雨の影響で道が泥や落ち葉で汚れています。
筆者が知っているツールド九州の道とはちょっと様相が違います。


明日は唐津神社から8時49分にスタートします。
新たな挑戦の年になります。
頑張ります!

ツールド九州2016:出発前夜
明日、唐津に向けて出発です。
全日本ラリーに参戦するのは、2010年の全日本ラリー選手権にランサーエボリューション9で出場して以来ですから、6年ぶりになります。
ターマック(舗装路)ラリーに至っては、2009年最終戦のFMSCラリーに、FD2シビックタイプRで出場して以来ですから、7年ぶりとなります。
ついこの前の事のように感じますが、随分時が経ってしまいました。
ランサーエボリューション10で出場するのも、4WDターボ車でターマックラリーに出場するのも初めてで、初物尽くしのラリーになりますが、自分と車の持っているポテンシャル以上のものは出せないので、気負わずに淡々と走りたいと思います。
本番用タイヤとホイールを付けて、ちょっとだけ試走に行きましたが、とても良い感じです。
今年から全日本ラリーはタイヤに関する規則が変わり、今までのタイヤである、通称Sタイヤが使用出来なくなりました。
という事で、今回からは、新しい規則に適合したNewタイヤ「ダンロップディレッツァβ02」を使用し、ラリーに臨みます。
めちゃくちゃグリップしそうなタイヤです。

ホイールはレイズの「VOLK RACING」を使用させて頂きます。
鍛造ホイールで、18インチとは思えない軽さ。


協賛企業各社様の多くの支援を得て、大変恵まれた体制で戦わせて頂ける事を感謝し、ラリーに臨みたいと思います。
また、昨今の全日本ラリーはどのイベントも、とても多くのお客さんが観戦に来られると聞いています。
多くのお客さんの前で、全日本ラリーの中でもトップカテゴリーのJN6クラスで走れる事に感謝です。
ラリーファンの皆様、唐津市までぜひラリーを見に来てください。
そして、筆者と、筆者の車を見かけたら、気軽にお声掛け頂ければと思います。
我々は、ゼッケン10番です。
↓ ツールド九州2016ホームページURL
http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc/
あとは、週末の天気が良い事を祈ります!

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