Indy 500 佐藤琢磨優勝!
その直後、佐藤琢磨選手は日本人初のインディカーシリーズ優勝を成し遂げたのち、筆者の職場を訪問してくれました。
その時の事を、昨日の事のように覚えています。

4年の月日で、本当に色んな事が変わったり、色んな事が実現できたりします。
まさか、世界で最も伝統があり、最も多くの観客が詰めかけるレースで優勝するとは。
本当にすごい事を成し遂げましたね。
琢磨選手、おめでとうございます。
2年前に勝ってくれたら現場で見れたのに(笑)
2年前、第99回Indy 500 ターン1にて・・・Photo by アメリカの酔っ払いレースファン


若狭ラリー オンボード映像
本ステージは、距離こそ4.02㎞ですが、ギャップやアップダウンが多く、ジャンピングスポットやトンネル、鉄板で出来た橋など、非常に変化に富んだ難しいステージだと思います。
ジャンプはあまり飛ばないように(着地で車が壊れるリスクがあるので)走っています。
そして、鉄板の橋を渡ったあとは怒涛のハイスピードセクションです。
この狭い道で5速に入っています。トップスピードは150㎞/hくらいと言ったところでしょうか。
後から見直して見ると、結構ミスしているし、ライン取りも良くない個所がありますね。

若狭ラリー 総合5位フィニッシュしました
土曜、日曜ともに非常に暑い中のラリーでしたが、昨年から地道に行ってきたトレーニングの効果か?体力的には全く問題なく、車のほうもレッキでブレーキの不具合はあったものの、ラリースタート前に修復を終え、ラリー中はほぼトラブルフリーで走りきる事が出来ました。
久万高原ラリーで抱えていたミッション系、エンジン系の不具合も、チームの方で対策して頂いたお蔭で解消され、思い切って走る事が出来ました。
今回はゼッケン5番という事で、周りを日本を代表するトップドライバーの方々に囲まれ緊張しますし、未だに慣れませんが、車の事やドライビングの事等、色んな事が聞けて非常に参考になっています。
皆さん揃って言われる事は、「4WDターボ(重い車)は難しい」と言う事です。
その分やりがいもあるし、自分自身JN-6クラスで走れて成長している実感もあるし、まだまだ成長出来そうな気がします。
このようなチャンスを与えて頂いていることに感謝しています。
早く表彰台争いに加わる事が出来るよう、引き続きコツコツと頑張りたいと思います。
次戦は6月9日から11日に、群馬県嬬恋村で開催される「モントレー2017」に参戦します。
ご協賛各社様(敬称略)
・アールエスタケダラリーチームジャパン
・株式会社アイ・アール・エス
・株式会社エナペタル
・ガルフオイル/ゴトコジャパン
・株式会社キャロッセ
・サスペンションプラス株式会社
・住友ゴム工業株式会社
・ブリッド株式会社
・株式会社ブロンコ・バスター

若狭ラリー Day1
最高気温30度!
いやー暑かった。
色々ありましたが、現在、総合6位のポジションです。
明日もこの調子で頑張ります。

SS7のスタート待ちにて。
今日は、「世界のアライ」こと、新井敏弘選手の後ろでのラリーでした。
新井選手のようにカッコいい走りが出来るように、今後も頑張ります。


若狭ラリー2017に参戦します
明日より全日本ラリー選手権第4戦「若狭ラリー2017」が始まります。
我々のゼッケンは5番、明日の7時34分におおい町の「うみんぴあおおい」をスタートします。
今日は、朝からレッキと車検、ドライバーズブリーフィングとセレモニアルスタートでした。
その後、レッキで撮影した車載映像を見ながら、ペースノートのチェックを宿で行い、今ようやく一息つきました。
明日は朝早いので、もう寝なければ・・・
レッキと車検の日が一番忙しいんですよね。

あ、今日一枚も写真撮ってなかった!と思って撮った写真です。
もう周りは夕暮れ。
という事で、明日からラリーです。
頑張って走りますので、応援宜しくお願い致します。
若狭ラリーのHP
SSタイム速報

久万高原ラリー オンボード映像・・・と、オイルパンの話
しかし、ランサーのエンジン音は静かですね。過去のシビックの映像とはえらい違いだ・・・
さて、先日のラリーでは、オンボード映像の後半に出てくるグラベル路面でランサーのオイルパンを割ってしまいました。
通常グラベルラリーでは、オイルパンや下回りを保護する「アンダーガード」を装着し、車高もノーマルより高くして走行しますが、このラリーはターマック(舗装路)ラリーであり、グラベル路面は最後ちょろっとだけ、だったので、ターマックラリー用の低い車高で、アンダーガードを付けず(重くなるので)、ターマック用タイヤのままグラベル路面を走行しました。
という事で、かなり気を付けて走っていましたし、また石にぶつかった感覚もなかったのですが、結果的にここでオイルパンが割れてしまい、エンジンオイルが漏れてしまいました。
幸い、SSフィニッシュ後すぐにサービスだったので、すぐに修復に掛かれました。
すぐサービスでなければリタイヤだったかも。
で、我々チームのサービス隊長、ケンジ氏がどうやって直したかと言うと、
「石鹸」
で直しました。
石鹸って言っても、ハンドソープや粉せっけんではありません。
昔、小学校で、手洗い場にみかんの網に入れられてぶら下がっていた、あんな感じの石鹸です。
レモン石鹸って言うんですか?あれ。
目をつむって、思い出してみてください、小学生の頃のことを・・・
そうです、あれです。
よくあれで、掃除の時間にシャボン玉を作って、先生に怒られましたよね。
あれを、サービスパークから徒歩1分、我々チームが宿泊していた「大谷山荘」に借りに行って、オイルパンにゴシゴシ・・・
そのあとはガムテープでぐるぐる巻きに。
いや、石鹸で「ガソリンタンク」の穴を塞げるというのは筆者も知ってたけど、さすがにオイルパンはダメでしょ!
って思ってました。
先日までは。
それがなんと、最後までオイル漏れなく何とか走りきる事が出来ました。
サービス隊長ケンジ氏の機転と、石鹸を貸して下さった大谷山荘の方々に感謝です。
そういえば、2015年ラリーアメリカ最終戦でも、レッキカーのオイルパンをレッキで割ってしまった事がありました。
林道の真ん中でレッキカーがストップ。
その後、後続のレッキ車輛(ダッジラムって言う、バカデカいピックアップトラック)をヒッチハイクして、リヤ席に乗ってレッキを続けました(笑)
レッキ終了後に、補修用パテを持って林道に向かい、林道内で応急処置を施し、車を持って帰ってきたのも良い思い出・・・
というか、トラウマです。
ラリーアメリカのグラベル路面は結構スムースであまり荒れていないので、普通のセダンでも行けるやろ!
って思った筆者がバカでした。
あー、バカバカ。
いくら路面が良好って言っても、グラベルラリーだから荒れてる箇所もありますよね・・・
この時のインタビュー映像がありました。かなりの動揺が見て取れます。
「道の悪い所で車を壊すかなー」と言っていますが、既にレッキカーを壊したあとの映像です(笑)
この後補修用パテを調達して、林道までレッキカーを直しに行きました。
という事で、オイルパンにまつわる話でした。

久万高原ラリー2017 総合4位入賞!
ランサーエボ10では過去最高位になります。
ステージとなる美川スキー場周辺は標高1000mを超える高地なので、非常に天気が変わりやすい場所なのですが、今回は2日とも天気が良く、選手、オフィシャル、ギャラリーにとっても良いラリーになったと思います。
今回のラリーでは、久万高原町役場でセレモニアルスタートが行われました。
また、愛媛のゆるキャラ「みきゃん」と「ダークみきゃん」がラリー会場に来てくれました。
ラリーが地元に定着して来ているんだな、と感じました。
(撮影:コウザキフォトサービス)

ラリーは、勝田選手や福永選手のマシントラブルなどがあり、Day1は4位で終了、位置的には表彰台も狙えるポジションでしたが、Day2は徳尾選手に離され、新井選手には捲られ・・・しかし、パンクで後退した竹内選手の追撃はしのいで、総合4位でのフィニッシュとなりました。
今回は、足廻りのセッティングを変えて臨みましたが、かなり走りやすくなり、良い方向に向かっていることが確認出来ました。
残念ながら、マシンの方にトラブルを抱えており、Day1からミッションの調子があまり良くなく、Day2にはアライメントがおかしくなり、Day2最初のリエゾン(SSへの移動区間)で、クルー自らアライメントを調整しながらの走行となるなど、かなり苦労しました。
また、Day2最初のギャラリーステージ、1㎞弱なのですがターマックとグラベルが半々のステージで、石をオイルパンに引っかけてオイルパンを割ってしまい、エンジンオイル漏れが発生してしまいました。
幸い、SS走行直後にサービスだったのと、サービス隊長ケンジ氏を中心とした迅速な対応で、応急処置を施して貰い、その後のSS7と8ではオイル漏れは発生せず、なんとか最後まで車を持たせる事ができました。
久万高原ラリーはSS距離が長く、標高が高いので空気も薄く、路面もバンピーで、全日本ラリー屈指のタフなターマックラリーなのですが、チーム一丸で戦った結果、過去最高の順位を獲る事が出来ました。
今回はSSの数が少なく、リエゾンにも時間の余裕があったので、林道内での時間調整が多かったように思います。
SSのスタート前にはTC(タイムコントロール)があって、到着時間が指定されているので、早くTC付近に着いたときは、このように車を路肩に停めて、時間調整をします。
選手間で談笑したり、タイヤのエア圧をチェックしたり、ダンパーの減衰力を変えたり、食事をしたり・・・など、過ごし方は選手それぞれです。
時間がきたら、ヘルメットを被り、シートベルトをして、TCに移動する感じです。


ステージの中はこんな感じです。
日当たりの良い所は路面はきれいですが、山側には深い流水溝があって、タイヤを落とすとパンク、最悪溝に嵌って出られずリタイヤの危険があります。
谷側は崖です。

林の中の日当たりの悪い部分は、落ち葉と砂と、あとは苔が生えています。
これに乗ると非常に滑ります。雨が降ったら更にツルツルです。
餃子の王将の床を思い浮かべて頂ければ良いと思います。

次戦に向けてインターバルは短いですが、車、ドライビング、ペースノート等、悪い所をしっかり修正して臨みたいと思います。
次戦は、5/20~21に、福井県おおい町周辺で行われる「若狭ラリー2017」に参戦します。
ご声援宜しくお願い致します。

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