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ラリーカーレンタルプラン進行中

好評展開中の、「ラリーカーレンタルプラン(RCRP)」

現在も、数名の方のラリー参戦準備が同時進行中です。


6月下旬に開催される、中部近畿ラリー選手権

「いなべ東近江ラリー」

にて、ラリーデビューを予定されている方へのマンツーマンドライビングレッスンを、

三重県鈴鹿市の「モーターランド鈴鹿」にて実施してきました。


当日は大雨で、その後雨があがり少しづつ乾いていくという、トレーニングにはピッタリなコンディションでした。
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ドライバーさんは、モーターランド鈴鹿が初めてと言う事でしたので、コース慣熟から始め、
とにかく車に慣れて、車をコントロールして貰う事に重点を置き、たくさん走って頂きました。

約2時間半程度、距離にすると80周(約80㎞)程度、みっちり走って頂き、車にも慣れて貰えたと思います。
筆者はずっと助手席に乗っていましたが、軽い車酔いで若干気持ち悪くなりました(笑)
ラリーのコドライバーって凄いですね!
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と言う事で、6/22から23にかけて行われる「いなべ東近江ラリー」本番が楽しみです。

当日は筆者も現地入りして、ドライバーさんをサポートします。
何とか完走して頂いて、ラリー選手としての第一歩を踏み出して頂ければと思います。
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ラトビアの風景、ラリーのことなど

ラトビア初日、リガで泊まったホステル。

6人部屋です。
4時間弱しか居ませんでしたが・・・
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ホテルの窓からの眺め。
リガの旧市街にあります。
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入り口はかなり分かりにくいです。
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リガの旧市街の写真。
滞在時間極小でした。
深夜に着いて、早朝に出発しましたが、治安の悪さは感じませんでした。
ラトビアの首都の繁華街のはずですが、人は少ないです。
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リエパーヤのホテルです。
4泊しました。
筆者の部屋は3階でしたが、エレベーターが無いので、荷物を運ぶのが大変でした。
それ以外は結構快適なホテル。レストランの食事のGood。
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ラリー中の風景。
同じような景色が続いていました。
ラトビアの国土は割と平坦で、高い山はありません。
平地と丘が延々続いています。
平地には、小麦やジャガイモ、菜の花(バイオ燃料にするらしい)などが植わっています。
ちょうど菜の花が満開できれいでした。
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我々はERCの最終ゼッケンでしたので、すぐ後ろにラトビア選手権の選手がいました。
(ERCとラトビア選手権が併催でした)

ラトビア選手権のトップゼッケンは、フォードフォーカスWRC!
元オットー・タナック号だそうです(ドライバーはタナックの友達で、タナックに車を売って貰ったとのこと)
凄まじいサスペンションストロークです。
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セレモニアルフィニッシュを待っているときの写真。
シュコダファビアR5は見たことありますが、それ以外にもR5車両がゴロゴロ。
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今回のラリー、総合優勝は元WRCチャンピオン、ペター・ソルベルグの息子さんで、なんと17歳。
それ以外でも、10代から20代前半の速くて若いドライバーがゴロゴロいました。
みんな、ローティーンの頃から車に乗って練習しているらしい。。。

現地の一般のドライバーも、片側1車線なのに飛ばす飛ばす。
100㎞/hで走っていても、バンバン抜かれます。
それでも、事故を滞在中1度も見ませんでした。
(パトカーに捕まっている車はたくさん見ましたが・・・)

筆者はアメリカでたっぷりパトカーにトラウマを植え付けられてきたので、おとなしく走行。
パトカーに捕まるのは、もうこりごりなので。


日本との交通環境、モータースポーツ環境の違いなど、身を以て知ることが出来た、貴重な経験でした。

ラトビアの食事、景色など・・・

この2週間ほど、色んな事がありました。

ラリーが終わってからの強烈な時差ボケと、身の回りで起きる様々な出来事により、大変疲れました。

すっかりサゲリシャスでした。



ようやく、ここ数日で元気が戻ってきました。

やっとアゲリシャスです。



さらにアゲリシャスになる為に、ラトビアでの楽しかった事でも書いておきます。




・朝食

ラリーウイーク中は、割とゆっくり食べれる食事の時間は、朝食だけだったりします。
リアパーヤで泊まったホテル「Porins Hotel」の朝食はおいしかったです。

ハムと黒パンとチーズのほかに、バルト海で獲れたニシンの酢漬けが日本人にはGood!

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・テストデイ(水曜日)
夜は割と時間があったので、エドガーズの友達のイタリアンレストランで夕食。
パスタを食べました。
日本人が(東洋人が)珍しいのか、店のお客さんにめっちゃジロジロ見られました(笑)

店の前でポーズを決める武田監督。明るいですが夜の8時を回っています。

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・レッキ1日目(木曜日)

ヘロヘロに疲れて帰ってきて、ホテルの近くのレストランでエドガーズと二人で夕食。
この日もパスタ(笑)一番早く出てくるものはパスタだったんで。
明るいですが、夜の9時半くらいです。

この後ペースノートをビデオ見ながら修正したので、寝たのは12時半くらいでした。

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・レッキ2日目(金曜日)

レッキを終えて、シェイクダウン、セレモニアルスタートに出発する前のほんのひと時。
素早くランチを食べました。

タラとイモをオーブンで焼いたような料理と、カブ(ビーツ)の冷たいスープと、魚のスープ。

ビーツのスープはちょっと酸っぱい。ラトビアの名物だとエドガーズが教えてくれました。

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ラリー競技中(土曜日、日曜日)は、昼も夜も簡単なものしか食べていないので、写真なし・・・



・帰国日(月曜日)

ラトビアのリガ空港で発見した日本料理店。
怖いので入りませんでしたが・・・

電話が掛かってきたら、「はい、もしもしヤクザです」って出るんでしょうか・・・

うん、きっとそうだな。

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乗り継ぎのミュンヘン空港で、チェックインして荷物を預け、ようやくホッと一息。
ミュンヘンといえば、ビールとソーセージですよね。
カレー味のソーセージでした。

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続く・・・

ラリーリエパーヤ 振り返り

ラリーを最後まで走りきることが出来た嬉しさと、全く攻められず、タイムも出せなかったという悔しさが半々です。

攻められなかった原因は、レッキがうまく出来ずペースノートの精度が悪かったこと、マシンやタイヤ、路面への適応、習熟に時間が掛かった事が大きな原因として挙げられると思います。


<ペースノート、レッキ>
日本では日本語、英語のミックスのペースノートを使用し、
アメリカでは、主催者が用意した英語のものを使っていました。

今回は、ラトビア人コドライバーであるエドガーズを乗せる為に、英語のペースノートを1から作る、という作業を始めて行いました。

が、彼と道の表現の認識が合わなかったり、筆者の発音がいわゆるジャパニーズイングリッシュの為、初めて日本人と接するエドガーズに聞き取って貰えない事が多く発生しました。
レッキ中、「Sorry? Sorry?」の繰り返しで、ノートを作るのに大変苦労しました。

どれくらい聞き取って貰えないかというと、基本中の基本である、LeftとRightが聞き取って貰えない(笑)
ほら、日本人の苦手なLとRの発音があるでしょ?
レッキで心が折れそうになったのは今回が初めてです(笑)
特に、SS3(一番最初のレッキ)は酷かったなあ・・・


そもそも、筆者の英語力もアメリカから帰国して3年弱経ち、大分劣化していました。


外国人コドライバーと組むなら、ラリー事前のコミュニケーションをしっかり取り、お互いの認識やアクセントを理解しておく事が必要でしたし、筆者個人の英語力、発音の改善も必要だと言うことを痛感しました。
まあ、彼と次回組むチャンスがあれば、コミュニケーションはもっと良くなるでしょう。


ただ、ラリーが始まってからのエドガーズは本当に頼もしかったです。
ペースノートのこと、ドライビングのこと、ライン取りのこなど、こんなに走りながら教えてくれたコドライバーは初めてです。
教えてくれたっていうか、半分怒ってましたけど(笑)
ホントにスゲー怒られました。こんなにコドラに怒られたラリーも初めて(笑)
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(撮影 Mitsuru Kozaki)



<マシン、タイヤ、ラトビアのステージ>
フォードフィエスタR2には、水曜日のテストで初めて乗ったのですが、左ハンドルとシーケンシャルミッションに手こずりました。
引いてアップ、押してダウンですが、それを頭で考えながらやっているようでは、全開で走れません。
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また、テストのときから車を真っすぐ走らせるのに本当に苦労しました。
テストの映像を見て頂いても分かると思いますが、全然真っすぐ走らなかったんですよね。


車がおかしいんじゃないの?と思ったんですが、車は異常なし。
ハイスピードなのに車が真っすぐ走らないのは非常に怖かったです。


理由は後から分かったんですが、

シフトアップするのにレバーを引くとき、割と強い力で引かないといけないんですが、その時に体がぶれて、ハンドルが少し回ってしまってたんですね。

あとは、今回使用したピレリタイヤの特性だったり、砂利がはけている所と砂利が乗ってる所のグリップ差が大きいので、ハンドル
を取られやすかったり。

そういった、今までとの違いにアジャストするのに時間が掛かったということです。


左ハンドルなので、右側の車両感覚も完全にはつかみ切れませんでした。
レッキ、本番と、SS中に3回、右のミラーをぶつけて、2回ミラーを破壊しました・・・
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一言で言うと、「準備不足」となるのですが、最後まで走りきれたからこそ、次に繋げる事が出来ると思いますし、タイムはどうあれ、必ず完走しなければならないラリーだったと思います。
特に、LEG2は雨も降ってきて滑りやすく、路面も荒れて非常に難しかったですが、走りきれた事は自信に繋がります。


欧州ラリー選手権、本当にタフでした。
各国の代表選手がしのぎを削っており、非常にハイレベル。
ラトビアの道も非常に面白い。

ぜひ、再挑戦したいと思っています。
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