LSPR総括

LSPRの総括です。

長めの文章になりますが、宜しければ読んで下さい。



・LSPRのステージについて

今回のLSPR、アメリカ政府議会の対立から来る政府機能シャットダウンの影響で、

道路使用許可が一部下りず、当初の走行距離より短縮した日程で行われました。

それでも、SSトータル距離は93マイル(約150km)

ラリー北海道を除く、全日本ラリーのイベントだと2戦分位の長さです。

Day1は9本のSS、Day2は8本のSSを走行します。

SS1と2はダートラ的なコースで、ギャラリーステージ。

本格的な林道ステージはSS3からです。

路面はレッキの際にも書きましたが、赤土・黒土を固めたような感じで、固い路面。

が、スぺリオル湖周辺は天気が変わりやすい事で有名で、3日間とも雨模様の天気。

よって、路面はドロドロ、一部水が浮いているような、滑りやすいコンディションでした。

SS3、5、10、14は同じコースの為、路面が掘れて轍が出来、さながら日本の道のよう。

クレストは相変わらず一杯出てきますが、100Acre Woodのような”えぐい”クレストは無かった。

というか、筆者が慣れただけ?

高速コーナーの多さやジャンピングスポットも含め、まあこんなもんか・・・と、普通に思えました。

ちょっと慣れたんですかね・・・?



・ペースノートとペースノートのヒアリング

前回は大雪で路面状況が悪かった為、運転に必死でペースノートが頭に入ってきませんでした。

ネイティブスピーカーの発音が良すぎて?何を指示しているかわからない事も多々ありました。

今回は、その辺の反省を踏まえ、ちょっとだけペースノートを単純化しました。

英語ではSimplifyですね。

重要な情報は抜かずに、これは余計かな・・・という情報だけ抜く。あるいは標記を統合する。

例えば、smCr(スモールクレスト)とCr(クレスト)は統合、CrとBig Cr(ビッグクレスト)は分ける。

これで良いのかわかりませんが、とりあえず情報が多すぎても頭に入らないので。

あと、舌を巻かずに、はっきりとしゃべってくれ、と注文しました。

ネイティブスピーカーに、はっきりと喋れ!という、片言英語の日本人・・・

お前が言うな、って怒られそうです。


あとは、Jembaノート。

これはJembaっていうソフトで作られた、主催者支給のノートです。

レッキをしてみると、曲がり具合は数字とほぼ一致しているんですね。

数字を直すことは殆どありませんでした。

だから、あとは今まで筆者が日本で使っていた10段階の標記と、

Jembaの18段階の標記をコリレーションさせる必要があります。

(Jembaノートは6段階に+と-が付いて、全18段階のコーナーベンド標記)

Jembaで4だと、筆者の日本の標記では5です。

Jembaで5だと、8くらいのコーナー。

4+以上、5-や5、5+あたりのコーナーを、如何に高いギアで車速を落とさず走れるか、

そして、コーナーの途中にあるクレストを如何に攻略するか。

ここがタイムアップの鍵だと思います。言うのは簡単ですが。

もっとラリーを走って慣れる事ですね。



・車について

車にトラブルが色々出ました。

メンテナンス不足の部分もありました。

事前に練習もセッティングも出来ず、残念ながら本番で練習してる感じです。

でも、今回は普通の路面コンディションだった事で、色々わかった事がありました。

まず、とにかくエンジンパワーが無いです。速いのは音だけ・・・

前回高いギアの5500回転以上が吹けなくて、トラブルか・・・と思ったんですが、

今回確信しました。

パワーが無い。それだけ。

次回までには何とかしたいけど・・・何ともならないかも・・・


あと、前回感じたフィーリングを基に、BRIGさんにFocus用ブレーキパッドを作って頂きました。

そのテストも兼ねて今回は走ったのですが、流石、と言いますか、ほぼ私のイメージ通りの

ブレーキフィーリングを得ることが出来ました。

ただ、ブレーキ前後バランスが大きく変わった事で、サスペンション、特にFRのトラクションと、

RRのスライドコントロール性に問題が出ました。

挙動が唐突に乱れるので、思い切ってコーナーを攻める事が難しい。

今回のデータを生かし、もう少しコントローラブルな足回りセッティングにしたいと思います。



・運転について

Focusはそんなに速くない車だと言う事がわかりましたが(涙)

日本ではこれより速い車でラリーをしていました。

シビック(FD2)とか、エボⅨとか。

でも、Focusを運転していると、凄くスピードが出ているように感じました。

スピード感覚が大分鈍っています。

約3年、殆ど練習らしい事をしていないから、当然と言えば当然です。

でも、今の所、練習出来る環境を得られる見通しは全くありません。

車載映像をよく分析して、対策を立てて次のイベントで試す、そんな感じになりそう・・・


いや、何か手段はあるはずです。ちょっとしばらく考えたいと思います。



・ライバル

全米選手権、特に筆者が出場している2WDクラスは、トップ2が別格の速さ。

特にブレンダン・リーブスは、コムリエ・ピカードの乗るScionに比べてパワーがかなり低い、

Fiesta R2で、度々総合トップ3に食い込む速さ。

彼はオーストラリア人で、オーストラリアのトップドライバーになりつつある選手です。

一緒に走れて、とても良い刺激になります。

Fiesta R2はリージョナル選手権にも多数出場しており、2WDの主力マシンになっています。

一度これに乗ってラリーに出てみたいです。



・まとめ

ラリー全体の総括をすると、全てにおいて準備不足でした。

メンテ不足、練習不足、セッティング不足、コミュニケーション不足、睡眠不足・・・

全米選手権に出るからには、もう少しちゃんとやらないと全然だめですね。

今までは完走で良しとしていましたが、一応2戦完走したので、もうそれは終わり。

次のステップに行かないと、自分が納得いきません。

せっかくアメリカに在住して、ライセンスも取って、全米選手権への挑戦権を得たのだから、

次は自分で納得の行く走り、それが出来るような準備をして臨みたいと思います。



次回は、ラリーの裏話や小ネタなどを書きたいと思います。


To be continued...

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